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1.73BLOG

文章の書き方│エッセイ的なもの

アクセス欲しさにブログ論を投稿したい病が蔓延しています

ブログ・アクセスアップ

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雑記形式のブログをはじめると目先のアクセスを求めて運営方法、アクセスアップの仕方、SEOを意識した文章の書き方などのブログ論を書きたくなります。実際、わたしも最近の投稿を見るとブログ論に偏っています。

ブログ論のマーケットは狭い

はてなブログに引っ越してから愛読しているのが、「今日はヒトデ祭りだそ!」を書いているヒトデさんのブログ。月間100万PVのブログで、先日、運営記を投稿されました。

www.hitode-festival.com

100万PVを単純に30日で割ると1日約3.3万PV。先の記事は、数多くの人にシェア、ブクマされていましたから「さらにPVが伸びたのでは?」と思っていたのですが、ご本人から興味深いツイートが流れてきました。

1記事で4万PVといえば、このブログの4ヵ月分のPVですから相当なアクセスですが、100万PVの運営者から見れば1日の平均PVよりは、やや良い程度なのでしょう。

ブログ論に興味のあるのは、わたし同様、ブログを運営していて、アクセスアップしたいと考えている人です。周りに、同じ属性の人がいると、市場と需要が大きく見えますが、ネット利用者の中では少数派。ほとんどの人がスマホで自分の関心のあるものを見ているだけで、ブログを開設していないのですから。

ヒトデさんのツイートは、このことを端的に指摘しています。

誰もが心当たりのあるネタ

ブログでPVを伸ばしていくには、ブログ論に興味のある層ではなく、もっと普通の人たちにリーチする記事を書く必要がありそうです。実際、たくさんの支持を得ているブロガーは、誰もが興味や関係がある体験を投稿しています。

先ほどのヒトデさんのブログも「歯痛に悩まされた話」を面白おかしく書いています。わたしも同じような経験があり、とても共感しました。

このブログでも、ブログ論は数多く書いています。しかし、検索からのアクセスが毎日あるのは、「読書新聞の書き方」と「XperiaZ3のタッチ切れ」の記事です。学校の宿題とスマホという身近なものです。

なぜブログ論を書きたくなるのか?

ブログ論の投稿は、アクセスの少ないうちは「反応が見えやすい」のと「書きやすい」のが挙げられます。

Facebookでは、自分に似た属性の人がつながりがちです。アクセスアップしたい人には、アクセスアップしたい人がつながっている傾向があります。したがって、そうした記事を投稿すると「いいね!」や閲覧がされやすいのです。

また、先人がたくさんの情報をネットに残しているので、二番煎じの記事を作りやすいのもあります。これも、ネタに困ってブログ論を書きたくなる動機ではないでしょうか。

まとめ

短期的に見ればSNSの友達の閲覧もあり「ブログ論」はアクセス数を稼ぎやすいものです。しかし、ブログ論の市場は、狭い分野なので実績と検索上位に表示できる実力がなければ中長期的なアクセスアップにはつながりません。

それよりも誰もが興味、関係のある話題を、自分の体験を絡めて投稿する方が長い目で見てアクセスにつながります。

 

この投稿自体が「ブログ論はアクセスは伸びない」というブログ論ではないかって? 質問の意味が良くわかりません。