今年結婚した主な女優【拡大】
透明感ある美貌と卓越した演技力でシリアスからコメディーまでこなす木村が、女優らしい幸せをつかんでいた。
関係者によると、木村は今月11日に30代後半の演技トレーナーと結婚。新たな門出にふさわしい“イチ並び”の日に、東京都内の区役所に婚姻届を提出した。
演技トレーナーである夫とは6年前に出会い、共通の芝居仲間と食事などをして交流。演技論で真摯な思いをぶつけ合うなど自然と距離を縮め、2、3年前から真剣交際に発展。演技道を追求する価値観も一致し、尊敬し合える彼と生涯をともにする思いが芽生えた。
木村は、昨年4月期のTBS系「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」で連ドラ初主演し、同8月に放送されたWOWOW主演ドラマ「石の繭 殺人分析班」がシリーズ化されるなど誰もが認めるスター女優に成長。
先月19日に29歳の誕生日という“人生の節目”を迎え、改めて生涯女優を続ける覚悟を持ち、さらに仕事に邁進するため、役者として成長する自身を支えてくれた伴侶と人生を歩むことを決意したようだ。木村は妊娠しておらず、今後も仕事を続ける。挙式や披露宴は予定していない。
2004年に女優デビューした木村は、20代前半は仕事に恵まれず、ファミレスや病院の受付などでアルバイトしていた苦労人で、23歳のころに現所属事務所にスカウトされて活動を再開。「やるからにはトップを目指せ」と事務所に背中を押され、12年のNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」など話題作に出演してブレークした。
新妻になっても仕事モード全開で、来年1月にスタートするSMAP・木村拓哉(44)主演のTBS系「A LIFE~愛しき人~」(日曜後9・0)ではキーマンのオペナース(手術室看護師)役を熱演。
また、160万人超のフォロワーがいるインスタグラムでは飾らぬ素顔を披露。連日のように彩り豊かな手作り料理や弁当の写真を「#ふみ飯」として投稿する美人女優は、仕事を大事にしながら、等身大の29歳として結婚を決意。地に足がついた姿はさらに女性たちの共感を呼びそうだ。
木村 文乃(きむら・ふみの)
1987(昭和62)年10月19日生まれ、29歳。東京都出身。2004年、映画「アダン」(06年公開)のヒロインオーディションで選ばれ、芸能界入り。11年、ちふれ化粧品やNTTドコモのCMで注目され、13年の「雲の階段」、15年の「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」のドラマや同年の映画「イニシエーション・ラブ」など話題作に多数出演。12月3日に出演映画「RANMARU 神の舌を持つ男」が公開。1メートル64。