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【グラニュース】

田口激怒 グラ残留明言せず

2016年11月17日 紙面から

契約更改交渉を終え、クラブハウスを出るMF田口=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで(青山直樹撮影)

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 名古屋グランパスのMF田口泰士(25)が16日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで契約更改交渉に臨んだ。契約が来季まで残っている田口は、新監督や選手編成について具体的な説明がないことに激怒。「2分で出ようかと思った」とあきれ返った。すでに鳥栖から正式オファーを受けており、グランパス残留も明言しなかった。

 キャプテンマークを巻く25歳が、覚悟のクラブ批判を展開した。1回目の交渉を終えた田口は、クラブハウスを出ると報道陣の前で立ち止まった。チーム広報が監視するようにそばにいたが、構わず激白した。

 「来季のビジョンが聞きたかったのに、新監督も選手も何にも分かりませんて。2分で出ようかと思った。これ、やる必要なかったでしょ」。怒りを通り越し、もはやあきれていた。

 それも当然だ。交渉のテーブルについたのは、統括部の松本部長と竹林スタッフ。いずれも監督人事や選手編成には関わっておらず、具体的な説明ができない。本来なら、来季編成などを主導している保坂チーム統括部担当部長らが出席すべきだが、一度も出てきていない。田口は「みなさんが感じていることと同じですよ。上の人は何してんですか」と不満をあらわにした。

 

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