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【プロ野球】

巨人・桜井、開花3イニング5K完全 ハンファと練習試合

2016年11月18日 紙面から

◇練習試合 巨人8−2ハンファ

練習試合後、円陣の外側でコーチ陣の話に耳を傾ける巨人・高橋監督=宮崎市で

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 季節外れのサクラが咲いた。宮崎で秋季キャンプ中の巨人・桜井俊貴投手(23)が17日の韓国・ハンファとの練習試合で先発し、3イニングを5奪三振の完全投球。今季1軍ではわずか1試合に終わったドラ1右腕が「今季最高」の投球で首脳陣の目を奪った。

 「真っすぐで空振りも取れたし、カーブとスプリットも決め球に使うこともできた。手応えをつかめてきました」。プロ初登板だった3月30日のDeNA戦(横浜)で右肘の違和感を発症。その後はファームでシーズンを終えたものの、この日は球団計測でMAX144キロをマーク。「球質も春より良くなって、変化球の精度(が上がったこと)も見せることができた」とアピール成功に表情を緩めた。

 2年連続で優勝を逃した今オフは、球団が積極補強を進めている。トレードで日本ハムから吉川光が加入し、FAではDeNA・山口の獲得に猛進。杉内も復活の兆しを見せている。桜井の復調で、先発争いはさらに激化。高橋監督は「先発ローテ? それぐらいは投げてほしい。来季に向けて楽しみ」と春の開花にも期待を寄せた。(井上学)

 

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