ウォン・カーウァイ監督、次回作はグッチ家の殺人事件が題材か
2016年11月18日 16:30 JST
高級ブランドを創業した一族の悲劇を描く?
『恋する惑星』、『天使の涙』、『花様年華』などで有名な香港の映画界の巨匠、ウォン・カーウァイが、あの歴史に残るグッチ家の暗殺事件を題材にした映画を制作するという噂が流れている。『Dazed』のレポートによると、ウォン・カーウァイ監督が手掛けるとれているのは、言わずと知れた世界的ファッションブランド〈Gucci(グッチ)〉の創業者Guccio Gucci(グッチオ・グッチ)の孫であるMaurizio Gucci(マウリツィオ・グッチ)が、元妻Patrizia Reggiani(パトリツィア・レッジアーノ)に雇われた殺し屋によって射殺されたという1995年に起きた事件である。
『The Film Stage』では、映画は当初Angelina Jolie(アンジェリーナ・ジョリー)、Leonardo DiCaprio(レオナルド・ディカプリオ)、Penelope Cruz(ペネロペ・クルス)らが出演すると云われていたが、『スーサイド・スクワッド』でもお馴染みの女優Margot Robbie(マーゴット・ロビー)の名前も浮上。一時はRidley Scott(リドリー・スコット)がメガホンを取るという説もあったこの映画の噂だが、Maurizio Gucciの姪は、「家族は映画制作の許可は出していません」と話している。作品名も未だ明かされていないが、この作品がウォン・カーウァイ監督に委ねられるとしたら、2013年の『グランド・マスター』以来の新作となる。
SOURCE DAZED