来季2部に降格するJ1名古屋の新監督に、今季限りでJ1川崎の監督を退く風間八宏氏(55)が就任することが固まった。18日の練習前、クラブから選手に説明があった。
関係者によると、名古屋は当初、フランス出身でカメルーン代表監督などを務めたポール・ルグエン氏(52)と交渉を進めた。しかし、これが難航する中、早期のJ1復帰のためには日本人監督が望ましいとの意見もあり、風間氏が浮上した。
風間氏は元日本代表MFで、2012年に川崎監督に就任。今季はリーグ年間2位でチャンピオンシップ進出を決めている。
また、ゼネラルマネジャー(GM)に元横浜マ・チーム統括本部長の下條佳明氏(62)が就任することも同日、選手に伝えられた。多くの選手が新体制が決まっていないことへの不安などを理由に態度を保留しているが、次回以降の交渉には、新GMも同席できる見込みだ。【倉岡一樹、岸本悠】