フォルクスワーゲン 従業員3万人を削減
排ガスをめぐる不正で経営の効率化を迫られているドイツの大手自動車メーカー、フォルクスワーゲンは、電気自動車など成長が期待できる事業への転換を図るため、3万人の従業員を削減すると発表しました。
フォルクスワーゲンは18日、ドイツ、ウォルフスブルクの本社で記者会見し、世界の従業員のおよそ5%に当たる3万人の従業員を削減する計画を明らかにしました。
このうち、2万3000人はドイツ国内で削減される計画で、自主的な早期退職を促すことで削減を進めるとしています。
フォルクスワーゲンは、去年発覚したディーゼル車の排ガスをめぐる不正で巨額の対策費を計上し、経営の効率化を迫られており、ことし6月に、電気自動車や自動運転の開発に力を入れる新たな経営戦略を打ち出しています。
人員削減はその一環で行われるもので、2020年以降、毎年、37億ユーロ(4300億円余り)のコストが削減できるとしています。
フォルクスワーゲンブランドのディースCEOは「自動車業界は、これまでにない大きな変化に直面している。今回の人員削減計画は、フォルクスワーゲンがその変化の先頭に立つために欠かせないものだ」と述べました。
このうち、2万3000人はドイツ国内で削減される計画で、自主的な早期退職を促すことで削減を進めるとしています。
フォルクスワーゲンは、去年発覚したディーゼル車の排ガスをめぐる不正で巨額の対策費を計上し、経営の効率化を迫られており、ことし6月に、電気自動車や自動運転の開発に力を入れる新たな経営戦略を打ち出しています。
人員削減はその一環で行われるもので、2020年以降、毎年、37億ユーロ(4300億円余り)のコストが削減できるとしています。
フォルクスワーゲンブランドのディースCEOは「自動車業界は、これまでにない大きな変化に直面している。今回の人員削減計画は、フォルクスワーゲンがその変化の先頭に立つために欠かせないものだ」と述べました。