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【ドラニュース】

佐藤、縦系カーブ習得手応え

2016年11月18日 紙面から

ブルペンで投げ込む佐藤=北谷球場で(小沢徹撮影)

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 中日のルーキー佐藤優投手(23)が17日、沖縄・北谷球場での秋季キャンプで課題のひとつに掲げるカーブの習得に大きく前進した。ブルペンで集中的に試し、軌道や腕の振りに手応えを実感。落差のある縦の変化を新たな武器に、投球の幅を広げていく。

 腕を振り続けた先に、確かな兆しが見えた。プルペン入りした佐藤は、今キャンプ自身最多の115球。その約3分の1がカーブで、次第に納得のいく軌道に。球を受ける前田ブルペン捕手からも「空振りが取れるぞ」「いい軌道や」と声が飛んだ。

 「感覚が良くなってきました。今までは指先で曲げようとしていましたが、しっかり腕を振って抜くような意識です」。シーズン途中から取り組んできたが、なかなか完成に近づかず。今キャンプでは、最優先の外角低めの直球に次いで課題に掲げていた。

 これまで武器となっていた主な変化球はスライダーとシュート系のツーシーム。その「横系」に加え、打者の目線を上下に動かせる「縦系」としてカーブを使う。「それでカウントが取れれば楽になってくると思う」。今季はプロ初勝利を挙げたものの、登板は14試合止まり。もう一段階の成長が欠かせない。

 

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