Macを買ってそのまま使ってもいいのですが、初期設定をも見直すことでより使いやすくすることができます。そこで、僕がいつもMacを購入したりクリーンインストールした時に必ずしている「システム環境設定」の「初期設定」について紹介します!
Macを買ったらしたいオススメの初期設定
今回はノート型のMacBookやMacBook Proを購入したことを前提で話を進めたいと思います。(画面はmacOS Sierraのものとなっています。)
Dockの大きさを適正にする
macOSにはDockが画面の下に表示されますが、初期設定ではアイコンの大きさが異常に大きくて作業する時に邪魔になって仕方がありません。macOSではDockに置いてある「システム環境設定」から様々な設定をすることができます。
「システム環境設定」の中に「Dock」という項目があるので、これを選択します。
するとDockの大きさを細かく調子することができます。初期設定は以下のようになっています。
Dockのサイズを「小」にして「拡大」にチェックを入れて「最小」に設定しましょう。
このように設定することで通常時のDockの大きさは最小にすることができ作業エリアを大幅に増やすことが可能となります。また、拡大機能がオンになっていることからアイコンをクリックする時にはアイコンがヌルッと拡大されクリックしやすい環境を作ることができます。
また、「Dockを自動的に隠す」にチェックを入れることでDockを画面上から隠すことができます。12インチMacBookは画面が小さいのでDockを隠しておいた方が作業エリアが広がって使いやすくなると思います。
Dockの右側の部分はフォルダをショートカットすることができる場所となっており、初期設定では「ダウンロードファイル」だけが置かれている状態ですが、「アプリケーション」と「書類」を追加しておきましょう。
フォルダをドラッグアンドドロップすることで追加させることができます。
トラックパッドの設定
「システム環境設定」の「トラックパッド」からトラックパッドの操作方法を細かく設定することができます。
「副ボタンのクリック」の項目を「2本指でクリックまたはタップ」に設定することで二本指でトラックパッドをタップするだけでサブメニュー(マウスでいう右クリック)を表示させることができます。
また、「タップでクリック」にチェックを入れることでトラックパッドをクリックしなくてもタップで選択することも可能になります。
2015年モデル以降の感圧トラックパッドはクリック感の強弱を好みで設定することができますが、「タップでクリック」を設定することでクリックする必要もなくなるので非常に重宝する機能です。カーソルの軌跡の速さも少し遅ので調整した方がいいかもしれません。
スクロールの方向も設定することができます。トラックパッドをメインで使う場合は「ナチュラル」に設定しておくことをiPhoneやiPadと同じ動きをします。
マウスをメインで使う場合はチェックを外した方が使いやすいかもしれません。
「システム環境設定」の「アクセシビリティ」→「マウスとトラックパッド」から「ドラッグを有効にする」の中にある「3本指のドラッグ」を設定することで、ウィンドウを移動させる時にトラックパッドをクリックしなくても3本指で触れるだけでい移動させることができます。
Finderの設定
Finderの左側にメニュー項目が表示されてますが、文字の大きさが大きいと思っています。「システム環境設定」の「一般」の「サイドバーのアイコンサイズ」を「中」から「小」に変更してしまいましょう。
また、Finderの上部メニューの「表示」から「パスバー」や「ステータースバー」も表示させることができます。あった方が何かと便利だと思いますよ。
デスクトップのアイコンの設定は右クリックのサブメニューから調整することができます。「表示順序」の「名前」に設定することで....
バラバラだったファイルやフォルダが五十音順に綺麗に自動整列させることができます。
アイコンとアイコンの幅が広いので右クリックのサブメニューの「表示オプションを表示」からアイコンのサイズやグリッド間隔を調整することで無駄なスペースを減らすことができます。
バッテリーアイコンと日付表示の設定
初期設定ではバッテリーの残量は視覚的にしか分からないようになっていますが、電池アイコンを右クリックすることでオプションを表示させることができるので「割合(%)を表示」にチェックを入れましょう。
初期設定では時計の部分に日付が表示されていないので「システム環境設定」の「日付と時刻」の「日付を表示」にチェックを入れましょう。
こうすることで「今日は何日だっけ?」というトラブルに対処することができます。
ディスプレイの輝度をOFFに
MacBookシリーズやiMacは周囲の明るさに合わせて画面の明るさを自動調整してくれる機能が搭載されていますが、外で作業をしてると頻繁に画面が明るくなったり暗くなったりしてしまうのが煩わしいので「システム環境設定」の「ディスプレイ」の「輝度を自動調整」のチェックを外しておきましょう。
ホットコーナーを活用する
macOSにはカーソルをコーナーに移動させることで機能を起動することができる機能が搭載されており、「システム環境設定」の「MissionControl」の「ホットコーナー」から細かく調整することができます。
僕は左下に「デスクトップ」を割り当ててます。この設定をすることでウィンドウがゴチャゴチャと出ている時でも簡単にデスクトップ画面を表示させることができるのでとても便利です。
キーボードの設定
「システム環境設定」の「キーボード」から細かく設定を調整することができます。
僕の場合、「カタカナ」の入力モードは必要ないので「入力ソース」からチェックを外しています。すると、自動的に「Shiftキーの動作」も「英字モードに入る」に変更されます。
また、初期設定では数字は全角入力になっていますが半角入力にしたいので「数字を全角入力」のチェックを外します。
英字入力をしている時に勝手に違うスペルに自動変換してしまうことがあるので「ユーザー辞書」の中に「英字入力中にスペルを自動変換」のチェックを外しておきましょう。
まとめ
macOSは初期設定の状態で使えないことはないけど色々と調整することでさらに使いやすくなります。初めてMacを使う人はどうしたらいいのか、分からないことも多いと思いますが、少しでも参考になればと思い書き留めました。