新潟県のニュース
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米山知事 原発視察の意向示す
新潟県議会の臨時議会は最終日の18日、各会派からの代表質問が行われ、米山知事は東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原発について、「視察に訪れたい」と述べ、原発を視察する意向を示しました。
県議会の臨時議会は、最終日の18日、社会民主県民連合、公明党、それに共産党の会派の代表が、米山知事に政治姿勢や政策方針について質しました。
はじめに社会民主県民連合の小山芳元議員が現在、トラブルで裁判が起きている新潟とロシアをフェリーで結ぶ「日本海横断航路計画」を今後どのように進めるかについてただしました。
これについて米山知事は「事実関係を見極め、事態の収拾を図る必要がある。その上で今回のトラブルに関する反省点を踏まえ、航路の採算性や運航計画について、県民や経済界などの合意を形成しながら見直しを検討していく必要がある」と述べました。
続いて、公明党の志田邦男議員は、原子力発電所の施設に視察に訪れたことはあるのかと質問しました。
これについて、米山知事は「これまでは一般人だったので、原発に行く機会はなかった。今後は現場を訪れたいと思う」と述べ原発を視察する考えを示しました。
そして、共産党の渋谷明治議員は、医療、福祉、介護や子育てに思い切った予算配分を行うべきではないかとただしました。
これについて米山知事は、「医療介護福祉は極めて重要な課題であり、県民が将来にわたって安心して子どもを産み育て医療と介護を受けられるよう各分野のバランスをとりながら取り組みたい」と述べました。
米山知事は議会終了後、「閉会して多少ほっとしているが、答弁したことをより具体的につめていくことが始まり、身が引き締まる」と話し、来月6日に開会する12月県議会に向けて準備を進めるとしました。
また、原発の視察については、「就任当時から行きたいという話をしていたが、東電との面会後になり、早ければ来月か年明けになるかもしれない。素人なので、事実として現場を見ることは重要だが、細かく検証できるものではない。
東京電力としての説明や認識を確認することになると思う」と述べ、柏崎刈羽原発や福島第一原発を視察する意向を示しました。
11月18日 17時59分