１７日までの４日間に名古屋市や稲沢市など愛知県の各地で死亡事故が８件相次ぎ、あわせて８人が亡くなりました。
警察は異常事態だとして安全運転の徹底を呼びかけるとともに取り締まりを強めることにしています。
１１月１４日午後８時すぎ、稲沢市長野の交差点で小型バイクと乗用車が出会い頭に衝突し、小型バイクを運転していた市内に住む５５歳の男性が全身を強く打って死亡しました。
この事故の後、名古屋市天白区や岡崎市などで死亡事故が相次ぎ、１７日までの４日間に、あわせて８件の事故で４０代から８０代の男性８人が死亡しました。
このうち、２人は早朝や夕方にゴミを捨てに出た際に自宅のすぐ近くではねられたほか、散歩中にはねられた人もいました。
警察は相次ぐ死亡事故について異常事態として、安全運転の徹底を呼びかけるとともに取り締まりを強化することにしています。
愛知県では去年１年間に交通事故で２１３人が死亡して、１３年連続で全国ワーストになっていて、ことしも１７日までに１７９人が死亡しています。