(二宮)
二宮です。
来週の『VS嵐』は…
女はある事件の被害者として心に深い傷を負った
男はその事件の加害者として逮捕され有罪判決を受けた
そしてこの出来事が思いも寄らない事態を生み女をさらなる恐怖のどん底に突き落とすことになる
この日大学4年生のジェニファーは恋人のポールとパーティーに参加していたが頭痛がしたため早々にアパートに引き揚げていた
(ジェニファー)ありがとう。
才色兼備で優しい彼氏との交際も順調
大学卒業後は結婚する約束も交わしていた
彼女の人生はまさに順風満帆だった
(足音)
(ジェニファー)あっ!?
そしてジェニファーは暴行された
男は顔を隠していない
最後には自分を殺すに違いない
彼女はそう思った
(ジェニファー)《今しか》・くそ。
(ノック)
(男性)ほら。
早く。
(ジェニファー)ポール。
(ゴールディン)捜査員のマイク・ゴールディンです。
作成された犯人の似顔絵は事件の翌日から連日ニュースに流され…
すると事件から2日後
通報により一人の容疑者が浮かび上がった
ロナルド・コットン22歳。
シーフード店でウエーター見習として働いている男だった
そして…
事件で心に深い傷を負ったジェニファーには苦痛を伴う作業だった
面通しが行われた。
通常目撃者と容疑者が直接対面しないように配慮される面通しだがこのとき警察署の建て替えがあり…
さらに…
警察は男たちに犯人が口にした言葉を再現させた
これはジェニファーに再び恐怖を蘇らせた
(ジェニファー)えっ?しかも…。
だが後にそれは嘘だったことが分かった
また逮捕時ロナルドは…
それにもう一つ。
実は同じ夜同じ町でもう1件女性の暴行事件が起こっていたのだが
ドライバーでドアをこじあけるという侵入の手口
また被害者が覚えていた犯人の服装がジェニファーの証言と一致
同一犯の仕業であることは間違いないと思われた
さらにその事件で被害者の部屋から持ち去られた懐中電灯と同型のものがロナルドの部屋から見つかっていたのだ
だがそんなジェニファーに悲しい出来事が起こる
事件をきっかけに恋人のポールが彼女の元を去っていったのだ
順風満帆なジェニファーの人生はたった一つの事件によって正反対のものになってしまった
さらに…
司法取引。
それは被疑者が取引に応じて…
だがロナルドは無実を主張し裁判を選んだというのだ
(ゴールディン)おそらく…。
翌年1月。
ロナルドの裁判が始まった
弁護側は連日ロナルドの家族を証人として出廷させた
(検察官)しかし…。
検察側はロナルドが常にナイフを携帯していたこと
虚偽のアリバイを供述したこと
もう一つの事件で持ち去られた懐中電灯と同型のものが部屋にあったこと
16歳のときに同様の事件を起こしていることなどを次々と挙げ…
さらに…
ジェニファーのこの証言が決め手となり…
(裁判長)よって…。
それはロナルドがもう二度と刑務所の外に出られないことを意味していた
こうしてようやくジェニファーは…
だが…
事件はこれで終わりではなかった
彼女はこの後とてつもない苦しみと恐怖を味わうことになる
(剛力)今夜は全米でテレビ放送され一大センセーションを巻き起こしたアンビリバボーな事件をお送りします。
(設楽)怖いね。
(剛力)怖いですね。
(入矢)命は助かったからよかったんですけどやっぱね心の傷は消えないですよね。
(設楽)消えないよね。
(日村)怖いよなぁ。
(剛力)ただ犯人が逮捕され事件自体は解決したように見えましたがまだその裏に何か隠されてるようですね。
(設楽)だって終身刑プラス50年でもう絶対に出てこられないよね。
(日村)やっぱ家族じゃない?
(日村)家族が最後まで言ってたからね。
(設楽)だから息子をそういうふうにってことで復讐とかそういうことなのかな。
この後に彼女にちょっとこう仕返しじゃないけどね。
(朝比奈)しかもロナルドさんと関係ってなかったですもんね。
そんなに接点あるような感じじゃなかったです。
女性の方と。
(設楽)まったくなかったっぽいよね。
強盗的なノリというか。
暴行目的でただ侵入してきた感じじゃない?
(朝比奈)そうですよね。
(入矢)このニュースが報道されることによってファンができちゃって。
それはジェニファーが襲われた日のまさにその時刻のこと
そう。
ロナルドは犯行時刻自宅のソファで眠っていたのだ
つまり彼はジェニファーを襲った犯人ではなかったのである
(たけし)驚くべきことにロナルドは犯人ではありませんでした。
無実の彼が…。
(たけし)実はそこには幾つもの不幸な偶然が重なっていたのです。
(母)ロナルド。
(ロナルド)えっ?
ロナルドは楽観していた
似顔絵にたまたま似ているだけ
それだけで犯人にされるはずはないと
それはロナルドがいつも携帯しているものだった
(ロナルド)待ってください。
(ロナルド)えっと…。
それは…
さらに…
それは…。
これについてはロナルドには言い分があった
それはロナルドが友人の家に行ったときのこと
友人の妹をびっくりさせようと布団に潜り込んだところ彼女が叫び声を上げたため…
まだ若かったロナルドは弁護士に言われるまま司法取引に応じ…
その懐中電灯は量産品でたまたまロナルドも使っていたものだった
こうして数々の偶然が重なりロナルドは逮捕勾留を余儀なくされた
だが彼には最大のチャンスが残されていた
それは…
まさかの事態が起こった
この日もう一つの暴行事件の被害者メアリーも面通しを行った。
すると彼女は…
ロナルドではない男を指し示した
そこで警察はロナルドの有罪を確実なものにするためジェニファーの事件でのみ彼を起訴したのだ
(弁護士)率直に言おう。
このまま裁判を続けても有罪になる確率が高い。
(弁護士)えっ?
こうして裁判に臨んだロナルドだったが結果は…
信じ難い判決だった
こうしてロナルドは無実の罪で死ぬまで刑務所に入ることになったのである
判決後ロナルドはノースカロライナ州の中央刑務所に収監された
そこは凶悪犯が収監されることで知られる刑務所だった
ロナルドは運命を呪った
そして頭に浮かんでくるのはジェニファーの顔だった
希望などみじんも感じられない刑務所での生活
そこは暴力がはびこる…
そんなある日
男の名は…
ボビーはロナルドと同じ調理場担当になった
すると奇妙な現象が起こった
たびたびロナルドはボビーに間違えられたのだ
これが実際のボビーの写真である
そしてこちらがロナルド
確かによく似ている
ある日のこと同じ調理場で働くケニーがこんなことを
(ケニー)いいことを教えてやる。
(ケニー)ああ。
ロナルドは確信した
ロナルドは何日もかけ…
ナイフを作りあげた
そのとき…
そのとき…
(父)ロン。
そんなロナルドに転機が訪れる
刑務所に入って丸2年がたったころ弁護士から彼の元に裁判のやり直しを認める手紙が届いたのだ
警察は手口が酷似していたことから2件の暴行事件の犯人は同一人物と考えていた
しかし2人目の被害者メアリーはロナルドではない別の人物を犯人だとしていた
ロナルドの弁護士はこうした明らかな矛盾があるにもかかわらず彼を有罪にした判決はおかしいと訴え続けていたのだ
そしてその努力が実りついに…
こうしてその年の11月やり直し裁判が開かれた
そこで弁護側の証人の一人として呼ばれたのは…
ケニーだった
それは決定的な証言に思えた。
しかし検察は…
とケニーの証言を一蹴したのである
そしてジェニファーが…
再びロナルドを指さしたのだ
だがそれだけではなかった
警察では別の男を選んだメアリーまでもが…
ロナルドが犯人だと答えたのだ
警察や検察から圧力がかかったのではないかとロナルドは思った。
そして…
彼にもう一度有罪判決が下った
しかも…
新たにメアリーの事件も加わったためさらに重い刑が言い渡されたのである
こうしてロナルドの希望は無残にも打ち砕かれ…
むなしく年月だけが過ぎていった
そして事件から10年が経過したある日
(男性)何だそれ?
それは元アメリカンフットボール選手のO.J.シンプソンが妻とその交際相手を殺害したと容疑をかけられた事件だった
この裁判で当時の最新科学であるDNA鑑定が用いられることが大々的に報道されたのだ
ロナルドはこの最新科学が自分を救ってくれる可能性があることを知った
そして…
(ロナルド)そうです。
これまで起こるはずのない不運が何度も起こっていた
それだけにロナルドも怖かった。
だが…
ロナルドにとって…
果たしてその結果は…
DNA鑑定に全てを懸けたロナルド
ついに運命の判決が下された
事件から11年
ロナルドは最後の賭けに勝った
実は…
しかしもう一人の被害者であるメアリーの衣類から刑務所にいたボビーのDNAが検出されたのだ
これにより観念したボビーがメアリーへの暴行を自白
さらに追及すると…
しかもその自供の中には侵入の手口など犯人しか知り得ないものが含まれていた
そのため検察は両方の事件について真犯人は…
晴れて自由の身となったロナルドの元には多くのメディアが駆け付けた
そしてそこにはずっと信じ続けてくれた母の姿が
(ロナルド)私は拳を挙げて…。
こう叫びました。
この世紀の逆転裁判は瞬く間に全米を駆け巡り大きな話題となった
だがこのときぼう然自失の状態でニュースを見ていた人物がいた
それは…
ジェニファーだった
思い違いにより無実の男性を11年もの間刑務所に閉じ込めていたことを知ったのだ
そしてこの後彼女は想像もしなかった地獄の日々を送ることになる
(設楽)なるほど。
(日村)すごいなこれ。
(剛力)事件の加害者と被害者だと思われてた2人。
でも実は共に被害者だった。
(設楽)ホントだね。
ジェニファーさんからするとホントにあんな場面に遭遇することなんてないじゃないですか。
ホントに襲われそうなところで。
やっぱり男性の特徴を見たときに似てたので。
(設楽)似てたもんね。
写真並べたとき。
(朝比奈)ホントそこだけがかわいそうだなと思います。
(設楽)確かにさ普通の状態でその人見てないもんね。
(朝比奈)見てないですもんね。
(設楽)でもこっからだよ。
どうする?自分が証言した人が11年。
無実だっつって出てくる。
2回も「こいつが犯人だ」と言った人が出てきちゃう。
(朝比奈)会えないですよね。
(設楽)向こうは調べて来るかもしんないじゃん。
(朝比奈)えっ!?
(日村)めちゃくちゃ恨んでる可能性はあるからね。
(設楽)11年だからね。
(朝比奈)そうですよね。
11年。
(入矢)だってもうその11年は返せないし。
(入矢)ごめんで済むことでもないんで。
(設楽)一番最悪なこと考えるよね。
殺しに来ると思うじゃん。
(入矢)そう。
怖いですね。
(設楽)だって恨んでんだもん。
(日村)ジェニファーは謝りに行くのかな?どうすんだろ?
(設楽)会いたくないでしょ。
(朝比奈)会いたくないんじゃ…。
(日村)会いたくないか。
そっか。
怖いですし申し訳ないからこそ会えない。
でもロナルドさんからすると会いに行かなきゃって思う。
(設楽)何か言ってやりたい?
(日村)要は文句ね?
(朝比奈)文句というかその一言で11年間無駄になってるから。
(設楽)それでも怖いね。
言いに来られたら。
「お前のせいだからな」って言われただけでも怖くない?
(朝比奈)怖いですね。
ホントに怖い。
(設楽)2人とも被害者なのに。
(剛力)そうですね。
(たけし)憎んでいた男が犯人ではなかった。
それはジェニファーにとってあまりに…。
そして彼女がこの過ちに気付いたことから…。
ジェニファーは新たな恋人と出会い結婚
3人の子供にも恵まれ幸せな生活を取り戻していた
だが…
そんなころ衝撃の事実を知ってしまう
以来彼女の生活は一変した
出所したロナルドはジェニファーの家から車で1時間ほど
同じノースカロライナ州で新たな生活を始めた
人生を台無しにされたロナルドが仕返しに来るのではないか?
ジェニファーは罪悪感と恐怖の両方を抱えながら日々を過ごしていた
決してロナルドが姿を現すことはなかったが見えない陰は常にジェニファーから離れようとしなかった
・
ロナルドが釈放されてから1年余り
そんなジェニファーに転機が訪れる
それは目撃者がなぜ過ちを犯してしまうのかを検証する…
その番組でロナルドの事件を取り上げるためぜひインタビューに応じてほしいというのだ
事件から遠ざかりたいという思いから最初は断っていたジェニファーだったが…
実はこの番組にはジェニファーだけでなくロナルドも出演することになっていた
事前のスタッフとの打ち合わせでジェニファーはロナルドが今自らを救ったDNA鑑定の研究所で職を得ておりそこで知り合った女性と結婚していることを知ったのだ
ただ2人のインタビューは別々の場所で撮影されたため…
後日。
放送された番組を見たジェニファー
最後にロナルドが語った言葉に大きく心を動かされる
そして事件から13年
ついに運命の日は訪れた
事件から13年。
ジェニファーとロナルド
2人の再会は当時の捜査官の仲立ちでジェニファーがかつて通っていた大学の中にある教会で行われることになった
数奇な運命に振り回された2人がこうして顔を合わせた
そして…
(剛力)許すこと。
それが新しい人生を歩む一歩になったんですね。
(設楽)「あなたを許します」って。
すごいね。
(日村)素晴らしいね。
「許します」って言葉でジェニファーさんからするとすごく安心するというか。
(設楽)救われた感じだろうね。
(朝比奈)救われたと思いますね。
お互い被害者だからお互いつらいんだけどそれを一緒に乗り越えようということですよね。
心広いなって。
あの人できた人だね。
ホント不運じゃん。
ただの。
(日村)テレビ番組に出たことによってお互いの気持ちが。
こういうふうに思ってるんだっていうのが分かち合えて会うってところまでいったのはよかった。
テレビに出てよかったなっていうか。
(設楽)そうだね。
あれがきっかけだもんね。
(剛力)ただロナルドさんの事件はノースカロライナ州でDNA鑑定によって有罪判決後無罪が確定した初めてのケースなんだそうです。
この事件がきっかけとなり州が…。
(剛力)ロナルドさんに対しては11年間で…。
(設楽)1年で100万円ぐらい。
(剛力)あの事件から32年がたった今2人はどうしているのか?近況を取材しました。
最後にこちらをご覧ください。
2人はこの体験を基に共同で本を書き出版
ベストセラーとなった
そして現在ジェニファーは自らも冤罪被害者である女性と共に被害者を救うための団体を立ち上げ活動を続けている
釈放された冤罪被害者の話に耳を傾けその後の生活のための補償問題の解決などに力をそそいでいる
そしてロナルドが向かったのは…
ジェニファーの家だった
2人はさらに交流を深め家族ぐるみの付き合いをしている
あらためて…
常識では考えられない出来事アンビリバボー。
あなたの身に起こるのはあしたかもしれません。
2016/11/17(木) 19:57〜20:54
関西テレビ1
奇跡体験!アンビリバボー[字]
【実録!美女を恐怖に陥れた…全米戦慄!!逆転裁判】
自分の見間違い証言で11年服役した男は冤罪だった!?2人がついに衝撃の対面!!思わぬ展開が!!
詳細情報
番組内容
1984年7月、順風満帆な人生を送っていた大学生のジェニファー・トンプソンの自宅に、暴行目的で男が侵入。隙を見て逃げ出した彼女は隣人に助けを求めた。彼女は犯人の顔をはっきりと見ていたので、作成されたモンタージュを使い、ニュースでは連日情報提供が呼びかけられた。事件からまもなく、1人の容疑者が浮かび上がる。ロナルド・コットン(22歳)、警察の調べによればロナルドは16歳のときに前科があり、
番組内容2
さらにジェニファーの事件当日のアリバイについてもウソの証言をしていたことが判明。犯人はナイフを所持していたが、ロナルドも逮捕時にナイフを携帯していた等疑わしい点が次々と明らかとなった。
無実を主張したロナルドだが、翌年行われた裁判では疑わしい点が数多くあることに加え、ジェニファーが彼に間違いないと証言したことが決定的となり、終身刑プラス50年の刑が言い渡される…。
番組内容3
ロナルドの有罪によって解決したかに思われたこの事件だが、真実はまだ隠されたままだった!番組内で明らかになる事件の真実とは一体?そして被害者ジェニファーを襲う“苦しみ”と“恐怖”とは!?
出演者
【ストーリーテラー】
ビートたけし
【スタジオメンバー】
剛力彩芽
設楽統(バナナマン)
日村勇紀(バナナマン)
【スタジオゲスト】
朝比奈彩
入矢麻衣
(50音順)
スタッフ
【プロデューサー】
角井英之(イースト・エンタテインメント)
【演出】
藤村和憲(イースト・エンタテインメント)
【編成企画】
清水泰貴
【制作】
フジテレビ
【制作著作】
イースト・エンタテインメント
ジャンル :
バラエティ – その他
バラエティ – クイズ
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音声 : 1/0モード(シングルモノ)
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