奇跡体験!アンビリバボー「ロナルド・コットン冤罪事件-とらわれた二人-」
2016年11月17日放送のフジテレビ系の番組『奇跡体験!アンビリバボー』では、ロナルド・コットン氏が巻き込まれた冤罪事件について放送が行われるそうです。
この事件は、すでに『とらわれた二人-無実の囚人と誤った目撃証人の物語』というタイトルで書籍化されております。この本は、驚くべきことに冤罪で逮捕されたロナルド、そして事件被害者のジェニファー・トンプソン=カニーノの共著で書かれています。
事件は、1984年1月に起きました。被害者の当時大学生であったジェニファーは、アパートに押し入られ、そこで性的暴行を受けてしまいます。ジェニファーは、その行為が行われる間、犯人の特徴をしっかり覚えようとしていたそうです。
似顔絵が作成され、近所のレストランで働くロナルドは、被疑者の1人として疑われてしまいます。ジェニファーは、容疑者の面通しで、ロナルドが「犯人」であると証言したのでした。結果、彼女の証言が有力な証拠とされ、ロナルドは逮捕されてしまいます。1985年1月には、ロナルドは有罪判決を下されてしまいます。
ただ、ロナルド氏は刑務所でボビー・プールという受刑者に出会います。驚くべきことに、ボビーは警務間が間違えるほどロナルドに似ており、さらにはボビーは「あの事件の犯人は、俺だ」と言っていたのだといいます。
ロナルドは、二回目の公判で、自分は無罪であり、真犯人はボビーであると訴えます。ですが、ボビーは事件当夜、別の被害者女性も襲っており、彼女もまたロナルドが犯人であると証言してしまうのです。
その後、事件捜査にDNA鑑定が用いられるようになり、ロナルドは自分の事件について、鑑定依頼を出します。結果、ロナルドのDNAではなく、ボビーのDNAが検出されました。ロナルドは、逮捕されてから11年後、ようやく冤罪であると証明されたのです。
その後、ジェニファーはロナルドに会って、謝罪します。11年もの間、無実の罪で投獄されていたにも関わらず、ロナルドは「許します」と言うのでした。そして彼らは、よき友人となったそうです。
人間がいかに誤認してしまうか、そしてその供述だけに頼って人を裁くことがいかに危ういものなのか、この事件は教訓を投げかけています。ロナルドとジェニファーは、冤罪についての講演を行い、同じことが二度と起きないように、と訴えているようです。