60mの高さから滑り降りて決意表明 ユニークな内定式

60mの高さから滑り降りて決意表明 ユニークな内定式
60メートルの高さから滑り降りながら仕事への決意を発表するユニークな内定式が、福井県のアドベンチャー施設で行われました。
この内定式は、福井県坂井市にある従業員およそ20人のインターネット販売会社が、県内の山あいにある池田町のアドベンチャー施設で行いました。

来年春に入社する福井県内の大学生など3人が参加し、会社の担当者から、60メートルの高さに張られたワイヤーを滑車で滑り降りるアトラクションを体験しながら、途中で入社1年目にやりたいことを大声で発表するよう説明を受けました。

学生たちは合図とともに1人ずつスタートし、決意を発表しようとしましたが、スピードと高さから、思うように叫ぶことができませんでした。
そして、およそ500メートル先のゴールに着くと、内定書が手渡され、先輩社員から拍手が送られていました。

学生の1人は「こんな内定式は一生忘れないです。入社後も頑張りたい」と話していました。

この会社の西村拓也社長は「忘れられない思い出になったと思うのでよかったです。内定者には恐怖にも打ち勝つという心で活躍してもらいたい」と話していました。