手荒れを起こさずにあの匂いを取ってしまう方法
昼間は暖かいけど朝晩がすっかり寒くなってきました。毎日の自転車通勤もロードバイクに変えてから車重が軽くなったりで楽になった分、体が温まらないような気が(気のせい)でも厚着して走ると汗をかいてしまい逆にゾクゾクするから注意が必要。
さて、先日うちもガソリンスタンドに灯油を買いに行ってきました。去年より灯油の価格はちょっと安いですね。冬本番になってからどうなるかが気になりますけど。
昔はプシュプシュで入れてた灯油も今は電動でスイッチ1つで入れられる上にセンサーがついてて感知したらポンプが止まるとかもう便利な時代になりましたよ。これが今Amazonで1位の電池式ポンプ。やっぱりこれも自動停止するやつ。Amazonプライムに入ってたら運賃かからないから900円くらいで買えちゃうんです。1分間に12リットル吐出するらしいので、これを使えばあっという間に灯油のタンクなんていっぱいになりますね。あのプシュプシュを使ってた時代が懐かしい。
道具は進歩してるけどつい灯油を手につけてしまう
くさい。灯油の匂い。水で洗っても取れない。石鹸でこすっても取れにくい。
くさいとわかっているのにわざわざ匂いを嗅いでしまい、「ああやっぱりくさい」。なんで灯油ってあんなにくさいんでしょうね(そこは調べないとこ)。で、いろいろ灯油の匂いを取る方法を試してみて一番使い勝手が良かったのが「食用油」を使う方法でした。伊東家の食卓でやってたと思うんですけど。
食用油を使って手の灯油くさいのを取る方法
この方法は有名なので簡潔に箇条書き。
- 手に灯油をつけます(つけなくていい)
- 手にサラダ油などの食用油をたらりと付けます
(手にまんべんなく塗り広げられるくらいの量、スプーン一杯くらい) - 両手を高速でこすり合わせます。もみもみぬるぬる
- 油が手に馴染んだら液体石鹸を手に載せます
- 水をつけずにさっきと同じように両手をこすり合わせます。もみもみぬるぬる②
- これまた手に馴染んだら水かぬるま湯でさっぱりするまで洗います
以上です。これで灯油のニオイはすっかりなくなってますのでご安心を。注意点としては最後に洗い流すまで水は手につけないこと、くらいでしょうか。重曹を使う方法とかアルコールを使う方法などもあるみたいですけど、手荒れが心配だったりしますよね。石鹸でひたすら洗うっていう方法もありますけど脂分が抜けてしまい手がガサガサになっちゃうんですよね。この方法なら手に油が残るし洗い流すのが足りなくても塗ったのは「食用油」なので安心です。
「乳化」で同化させて灯油の匂いを取っている
で、なんでこの方法で灯油の匂いがとれるかというと、この方法を使うと手から灯油が引き離されるからなんですよね。ここで使われているのは化学で言うところの「乳化」。
乳化とは本来混ざり合わないもの同士が、どちらか一方に分散し、均一な状態となっていることを言います。
油を水で洗い流そうとしても油と水は混じり合わないため洗い流しにくいのを液体石鹸を混ぜ合わせることで「乳化させ」洗い流しやすくするんですね。
最初に使った食用油は化学的には「脂肪酸エステル」、水と油を乳化させる乳化剤としての役割を与えられています。さらに灯油と混じり合うことでさらに肌から灯油を引き離してくれます。さらに石鹸も水と油を乳化させる作用があるので、こすり合わせて洗うことで手から食用油も灯油も石鹸も手から離れて流れていくんですね。
という説明であってますよね詳しい人(^_-)
食用油を付けて石鹸で洗い流すだけでこんなややこしいことが起きてるっていうのはちょっとすごいです。お陰で今日も手は綺麗(昨日も使った写真だったりする)
入浴後は今年もソンバーユを手と顔に塗って保湿しています。そもそもピュアな馬油なので口に入っても大丈夫。入浴後すぐの水分が肌にしっかり入っている状態の時にすぐ塗るのが保湿のコツです。
灯油の臭いを取る方法、知らなかった方は是非試してみてくださいな。
日報みたいなエントリー。 ←一度つかってみたかったやつ