秋冬に最適な、サンド系のアイスクリームが人気を集めているようですね。
私は、2016年の「サンド系アイス戦線」は、いまのところ、赤城乳業の勝ちだと思っています。
ショコラ&フランボワーズ(160円)は、中小の赤城乳業の生産のため、店頭ではあまり見かけませんが、現在出ているサンド系ではダントツの品質です。10月4日に発売されたばかり。
セブンイレブンも「サンド系アイス戦線」に参入
セブンイレブンのバターが贅沢に香るクッキーサンド(170円)は、11月上旬から順次店頭に並び始めています。
売りは何と言ってもクッキー部分。バタークッキー単品としても成立するクオリティです!
クッキーは、ライバルの、赤城乳業「ショコラ&フランボワーズ」のような乾いた感じでもなく、ロッテの「しっとりやわらかなフルーツケーキのアイスサンド」(160円)のようなしっとりした感じでもありません。悪く言えばどっちつかず、良く言えばバランスが良いと言えますが、好みによるでしょう。
クッキーの原材料は、マーガリンや、ショートニングが多く、バターは少なめ。金額的に仕方ないでしょう。
240kcal。サイズ感がやや小さい分、アイスクリームは濃く仕上げています。感触としては、油脂を多めに使っているのではと思いましたが、ロッテの「しっとりやわらかなフルーツケーキのアイスサンド」のように、原材料の上位に「植物油脂」は見当たりません。空気を抜く製法で、濃厚感を出しているようで、健康によく好感触です。
アイスのインパクトが強く、バタークッキーが負けてしまいがちな点が、今後の課題です。
自分の総合評価では、赤城乳業のショコラ&フランボワーズに及びませんが、赤城の製品は、コンビニはもちろん、スーパーでもほとんど見かけない商品です。手軽に購入しやすいのは、セブンの方でしょう。
「セブン バターが贅沢に香るクッキーサンド」をネット検索すると
「セブン バターが贅沢に香るクッキーサンド」をネット検索すると、某専門サイトが上位にヒットしました。参考になる記事ですが、セブンの公式ページを読んだあとに確認すると、主要な内容が、公式ページのコピーであることに気づきます。
企業サイトのPR情報をそのまま引用するなら、ブログの存在価値はありません。正しいアフィリエイトに似て、商品紹介においては、企業が流す一方的な情報を、消費者のために抑制しチェックしていくのがブログの役割です。
多くの人が、食品なら本当においしいのかな、商品なら本当に使えるのかな、を確かめるためにブログを見ているはずです。公式サイトの情報のままでは、あまり言葉は良くないですが、googleの言う「実質のないコンテンツ」になってしまします。コピーされた情報だけで、ジャッジが不十分な場合、コンテンツは空ですよね?という、辛口のgoogle先生らしい表現です。
マツコの番組に、ときどき「ビジネスホテルの専門家」という人が出ています。ビジネスホテルの比較を行った際に、非常に内容が良い「ドーミーイン」と、統一規格のシンプルなビジホを、まったく同等に評価していました。
つまり、ビジネスホテルの専門家である以上、ホテル業界の人とつながりが強すぎ、もう悪く言えないのではないかと思います。その点マツコは、ホテルの料理などを試食した場合に、業界向けに「うん、おいしい」と言いつつ、ファン向けには表情で(ビミョーね。。)と伝えることが、よくあります。スポンサーの意向というのは分かるのですが、ユーザーファーストを徹底してほしいです。
※スポンサーの意向に左右されないという面では、ほかに収入源のある、サラリーマンブロガーは強いです。専業の人は、襟を正さないと負けると思います。金欲しさに、誉めるからです。
書籍は別にして、テレビやネットの記事は、スポンサーの協賛が不可欠で、特に「専門家」となり、業界に食い込めば食い込むほど、良し悪しをはっきり言えなくなてしまいます。しかし、これに甘んじれば、ネットは死にます。ステマ番組だらけになったテレビは、もう死にましたね……。
GENKINGは「Googleは使わない、SEO対策しているから」と、浅いアフィリエイトが横行するネットに一言モノ申しています。この感覚が、ライトユーザーにまで広がっていたら、ネットは、すでに他界したテレビの後を追うことになってしまします。
googleもソーシャルシグナル(はてぶ、ツイッターなど)が支持しないサイトの順位を下げるなど、頑張ってくれていますが、ブロガーやネットの書き手が襟を正すことが必要だと思っています。先生にばかり頼っていては、先生が過労死します。
バターが贅沢に香るクッキーサンドを食べながら、ネットの将来性を考えてしまったお話でした。
↓PR記事ですが、ワークマンのイージスは「大丈夫」です。
↓ガイアの夜明けはどうもステマ臭いですが、くら寿司は「おすすめ」です。