フランスで大統領の支持率が4%と記録したそうです。
フランスのオランド大統領がジャーナリストに向けて喋ったことが書籍になり、その内容がフランス国内のあらゆる組織の反感を買うような内容だったのが原因だそうです。
何より一番まずいのは、支持率が4%に下落した時期が、フランス大統領選挙の六か月前だと言うことです。
フランスではマリーヌ・ルペン率いる国民戦線という極右政党が支持を集めています。反移民・反EUを掲げ、イギリスがEU離脱を決定したときにも「私たちもイギリスと同じ道をたどろう」と発言し、アメリカのトランプ氏を支持していることで有名な政党です。
大統領の支持率の低下は、大統領が属している社会党の支持率も下がる可能性もあります。
最も恐れるシナリオはフランス大統領選挙でオランド大統領とフランス社会党が敗北し、マリーヌ・ルペン氏が大躍進し、国民戦線がさらに支持を拡大するこです。
イギリス、アメリカと今年は自由主義の根幹を揺るがす事件が注目されましたが、フランスがその三番目に数えられることないように思いたいところです。