どうも。3度の飯より音楽ブロガーやすぴろです。
突然ですが、みなさん。人生ではじめて買ったCDはなんですか?
まだ聞いていますか?
そもそも、なにを買ったか覚えていますか?
僕は人生ではじめて買ったCDを覚えていますし、いまだに聞いています。とても大切な1枚となっています。
今回は、「はじめて買ったCDが人生の1枚になった」という自慢話をさせてください。
スピッツ『ハチミツ』
人生ではじめて買ったCDはずばり!これです!
- アーティスト: スピッツ,草野正宗,笹路正徳
- 出版社/メーカー: ユニバーサルJ
- 発売日: 2002/10/16
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 54回
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そう。スピッツの『ハチミツ』です。
買った経緯や、買ったときの記憶まで鮮明に思い出せます。
小学2年生のとき、友達の親が運転する車のなかでスピッツの曲が流れていました。もちろん、当時はそれがスピッツだとは知りませんでしたが、不思議と曲は頭に残っていました。
その後、小学4年生になったとき、TVで「ロビンソン」が流れているのをたまたま聞きました。そのときの僕の反応がこれです ↓ 。
これ!これ!車で流れてたやつ!めっちゃ良いやつ!!!!!
もう、次の日です。次の日。
わずかながらに貰っていたお小遣いを握りしめて、僕は中古CD屋さんにいました(もちろん、親も同伴)。
手に取ったのは、当然、『ハチミツ』。だんご3兄弟やKinki kidsには目もくれず、スピッツめがけて一直線。
ベストアルバムではなく『ハチミツ』を選んだあたり、センスがある子どもでした(※たまたまです)。
原風景
それから1年くらい、『ハチミツ』を聞き倒しました。
寝るときに聞きました。
遠くに旅行をするとき、親の車のBGMを勝手に『ハチミツ』にしました。
妹といっしょにカラオケで歌いました。
だから、僕にとってこのアルバムは、「好き」とか「良い」という次元で語れるアルバムではなく、「原風景」のようなアルバムになっています。
その後、スピッツのほかのアルバムも制覇した僕は、本格的に音楽の世界へと入っていくことになりました。 ちなみに、あえて好きなアルバムを数枚だけ選ぶなら、『名前をつけてやる』『惑星のかけら』『隼』でしょうか。
おそらく、スピッツの『ハチミツ』から音楽を聞き始めていなければ、いまごろ全く違うタイプの音楽を聞く人間になっていたと思います。
というより、音楽ブログをはじめるほどの音楽好きにはならなかったでしょう。
スピッツのすごいところ
このアルバム、というよりスピッツがすごいところは、右も左もわからない小学生のときに聞いても、死んだ顔したサラリーマンになった今聞いても、変わらず「良いなぁ」と思えることです。
音楽についてなにも知らなかったころも「良いなぁ」と思えたし、何千枚もCDを聞いた今になっても「良いなぁ」と思える。
スピッツを聞いた僕の感想
— やすぴろ@モラトリアムブロガー (@underdog0721) 2016年11月16日
小2のぼく「良いなぁ」
中2のぼく「良いなぁ」
高2のぼく「良いなぁ」
大学生ぼく「良いなぁ」
現在のぼく「良いなぁ」
わかりやすいJ-POPが「入口は広いけど浅い音楽」、聞く人を選ぶマニアックな音楽が「入口は狭いけど深い音楽」だとすると、スピッツは「入口が広くて、かつ、深い音楽」だと思う。真の意味で、老若男女、素人・玄人ともに聞ける音楽。
生まれてから死ぬまで聞き続けれるバンドなんて、滅多にいません。
こんな素晴らしいバンドから音楽の世界に飛び込んだ僕は、とても幸せものだと思います。
まとめ
例えばの話。
自分に子どもが生まれたとして、その子が「はじめて(本格的に)聞く音楽」は、その子が好きなように選ぶべきなのだろう。親が介入すべきことではない。
でも、それがスピッツのように素晴らしい音楽だといいなぁ、、、。
と、願わずにはいられません。
おわり。
どういうわけか年に一度くらい、世界で一番の名曲ってスピッツのロビンソンなんじゃね?って思うことあるよね
— やすぴろ@モラトリアムブロガー (@underdog0721) 2016年10月19日