ポケGOで死亡事故 会社員を過失運転致死の罪で起訴

ポケGOで死亡事故 会社員を過失運転致死の罪で起訴
先月、愛知県一宮市でスマートフォン向けのゲームアプリ「ポケモンGO」をしながらトラックを運転して、横断歩道を渡っていた小学4年の男の子をはねて死亡させたとして、36歳の会社員が過失運転致死の罪で起訴されました。
起訴されたのは、愛知県一宮市の会社員、川合信右被告(36)で、起訴状などによりますと、先月26日、一宮市でスマートフォンを助手席に置いて「ポケモンGO」をしながらトラックを運転し、横断歩道を渡っていた小学4年の則竹敬太くん(9)をはねて死亡させたとして、過失運転致死の罪に問われています。

時速およそ33キロでトラックを運転し、画面に気をとられて3メートル近くに迫るまで敬太くんに気付かなかったということです。

検察庁は起訴された内容を認めているか明らかにしていません。

警察のこれまでの調べによりますと、スマートフォンには事故の直前まで「ポケモンGO」で遊んでいた履歴が残っていたということです。

この事故のあと、一宮市や愛知県警察本部が「ポケモンGO」を運営する会社に対して運転中の操作について対策を求め、会社は一定の速度以上で移動しているときはゲームができなくなるようにシステムを変更しました。