【山記録】
日時・天候 2010年02月7日(日)快
山名 ミクネ(555m)大杉竜王(m)
山域 鈴鹿(近江)
コースタイム 駐車地(9:00)~落合(9:15)~汗ふき峠(10:00)~柾板峠(10:30)~ミクネ(10:55)~P634で昼食(11:55-12:50)~大杉竜王(13:15-13:25)~武奈廃村集落(13:55-14:05)~林道三叉路(1445-14:50)~落合(15:05)~駐車地(15:15)
所要時間 参考タイム 6時間15分(登り  下り)
距離/累積高度差 総距離 約10.3キロ/+714m -596m
Grkup IYG・suzuka

 鳥瞰図 (猿ケ山上空1660メートルから撮影)  

 【コロラド軌跡25000図 赤線は上り、青線は下り】 

【足跡】 (過去の足跡) 2006.12.3

大洞谷20cm位の積雪あり。

汗ふき峠

汗ふき峠から見る近江見晴台辺り。
 前夜、滋賀県の山仲間からメールが届いた。
「水口は、15センチ位の積雪あり明日の山行きは変更になるかも」とのことである。
 そこで、ネットとテレビで明日の天気予報を確認する。滋賀・三重は、天気は回復するとのこと。
「良しこれで決まりだ」と山行き準備をする。

 心配なのは、アクセス道路の積雪と凍結である
 冬装備のスバル車(四駆)なので、かなりのところまで突っ込めるが道路事情が気になる。チェンは、冬の間はトランクに入れてある。
 当日、5時半いつもより少し早く出発する。1000円高速のお陰で国道は疎遠である。普段なら土山ICまで(ブットバシ)50分程度で行ける。今日は、亀山JCに入ると積雪でノロノロ運転。県境トンネル過ぎたらストップしてしまった。
 待たされること20分、数台前に雪かきブルが3台現れた。反対車線にも数台現る。ブルは、除雪しながらゆっくり走る。その後に車が続く。土山ICへ7時半到着。1時間の遅れである。
 気持は焦るが、どうしょうもない。行けるところまで走ろうと、ひらき直り安全運転に切り替える。

 国道307号は、坂道以外はスムーズに走れた。久徳で右折れ県道17号に入る。
集落を過ぎると雪道になるが河内風穴手前の宮前までは、普通車でも来られる。
 この奥は、積雪と山道で四駆でないと無理。今畑口へ数台駐車する。止む得ず一番奥の落合へ留めるがここまで入るのは厳しすぎる。
 全員予定時間内に来ているようだ。
仲間からギリギリ間にあったなぁと、もう少しでオイテケボリニサレソウデシタ。でも、時間を見てみると20分位は待っていてくれた計算。"オオキニ"
 9時15分、落合出発する。
準備に手間取り100メートル離れ一番後ろから歩きだす。大洞谷は、雪で埋まり静か。今の天候は、風弱く温かい快晴。絶好の雪山日和で心は晴れやか。
 10時、汗ふき峠出発。
 昨夜、かなり雪が降ったとのこと。大洞谷は、それなり降雪を感じだが、尾根に来たら樹氷の張り付きは今一良くない。積雪もまあまあという感じで歩きやすい。ドサァと降った様子なし。

【柾板峠。左へ降りて行くと、落合へ行く。】

【雪山撮影ポイント図】
 今回の山行きは、伊吹山と霊仙山の美しい眺めに尽きる。
 撮影ポイント③(P634)から見た伊吹山は、裾野から山のテッペンまで白くて迫力ある眺めで、百名山の貫録だ。これが本日のベストアングル。

次に、霊仙山。
ポイント①②からは、角度が狭いが1200mの山とは思えぬほど迫力がある。写真だけ見ていると外国の山を見ているような気さえもする。

ポイント③の霊仙山は、前座の山が引き立て役となり全体のバランスが良い。女性的な柔らかい線が美しい。

ポイント①のミクネ。
平凡な山容である。真ん中のコブがミクネ。カタカナの「ミクネ」ってどんな謂われか気になる。現地に来ると平たくて山頂部がどこにあるか分からない。

【撮影ポイント1-伊吹山】

【撮影ポイント1-霊仙山】

【撮影ポイント1-ミクネ】

【撮影ポイント2-霊仙山】

【撮影ポイント3-伊吹山】

【撮影ポイント3-霊仙山】

【大杉竜王への道は雪深し】

【大杉竜王。→これが大杉だ】

【廃村武奈集落に立ち寄る】
ある目的があってこの武奈廃村に立ち寄る。山深いひっそりとした空間に集落が10数件建っている。ここは豪雪地らしい。床上辺りまで埋まっている家もある。声をかけたら今にも「今日わ」との声が聞こえそう。生活の匂いを感じる廃村だった。浪曲「番場の忠太郎」瞼の母の古里と聞く。