蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【ドラニュース】ドラフト1位・柳、涙の日本一2016年11月17日 紙面から
中日がドラフト1位指名した明大・柳裕也投手(22)=横浜高=が涙の日本一に輝いた。16日、明治神宮野球大会の決勝・桜美林大戦(神宮)に先発。4イニング、5安打、2失点でマウンドを降りたが、打線が奮起した。ロッテがドラフト1位指名した佐々木千隼投手(22)=日野高=を攻略。5−2の逆転勝ちし、5年ぶりの優勝を決めた。6度目の制覇は単独最多。東京六大学勢が制したのも5年ぶりとなった。 ゲームセットの瞬間、柳は雄たけびを上げ、歓喜の輪に加わった。悲願の日本一−。表情はもちろん満面の笑み。ただ、仲間との輪が解けるころには大粒の涙が頬を伝っていた。 「日本一でうれしい気持ちと、明日からこのチームで野球ができないと思うと寂しい気持ちと。いろんな感情が湧いてきた。勝って泣けるのは幸せですね」。主将&エースとして明大をけん引。まさに大黒柱としてさまざまな重圧と戦ってきた。「自分の力だけではない。周りに支えられていると改めて思った。チームメートに勝たせてもらった」。誰よりもチームに尽くしてきた男が、最後は仲間に救われた。 この4日間で3度目の先発。さすがに疲れは隠せない。立ち上がり、ボールが高めに浮いたところを痛打され、2点を失った。「球がいかない中で、大事にいきすぎた。苦しい投球だった」。それでも2回以降は、直球を見せ球に、カーブ、カットボールを駆使。無失点で切り抜けた。中田スカウト部長は「疲れもある中で、2回以降はうまく投げていた」と振り返った。 PR情報 |