最初に言っていた順序と違うのですが
自分が買ったり見たりしてよかったチュートリアルや情報サイトを先に紹介します。
後で順をおって解説しますが、とりあえずって事で。(既にそこそこ知ってる方向けになります)
zbrush,3dペイントツールを使った事ない方はついてこれません。
後の記事をお待ちください。
maya,maxなどのメインツールの使い方、スカルプトツール、3dペイントツールの基本的な使い方のチュートリアルは省きます。それについてのチュートリアルが知りたいってかたはコメントください、多かったら自分が探して見ます。
紹介するチュートリアルは全部英語になりますが、cg用語を知ってれば対応できると思います。
・キャラの顔のモデリングに関して(ベースメッシュ(基本素体)作成方は後の記事で扱います)
まずは
https://gumroad.com/frank_tzeng_art のlikeness zbrush squlpting tutorial です
naughtydogのリードキャラクターアーティストのfrankさんのチュートリアルです
顔のベースメッシュからのモデリング(スカルプティング)についてこれ一本で学べます。
彼のモデルが素晴らしいのは実際のモデルよりも少し骨格やおうとつを強調してモデリングしてる事です、これがなぜ今のところ良いとされるかは後ほどの記事で説明します。
少し古いチュートリアルですが十分有用です。
次に
https://www.youtube.com/watch?v=rnVROI8SF9Y&feature=youtu.be
ホッセンディーバさんhttps://www.artstation.com/artist/hossein_dibaのチュートリアル
これは無料なので上記チュートリアル買いたくない方はこちらで対応してもよいかもしれません。
タイムラスプなのでわかりずらいかもしれません。
注意すべき事は彼らは毛穴をアルファを作成してスカルプトしてますがその方法は今では少数派だと思います。
・キャラの細かい造形とテクスチャリングに関して
とりあえず以下を参考にすると良いと思います。
http://texturing.xyz/pages/tutorials
もっと詳しく知りたい方は以下を
https://www.thegnomonworkshop.com/tutorials/painting-realistic-skin-in-mari-2-0
・キャラのシェーダー質感について
http://www.cgfeedback.com/cgfeedback/showthread.php?t=4876
このスレッドを見ましょう長すぎるんで、後で要約しますけど
このcgfeedbackは作った方がwetadigitalのmodelerのトップの方で
ILM、weta,digicpictures,mpc.などなどそうそうたる面子の方が出没してるので知らない方は見ましょう。
残念ながらここ1,2年でパッタリと人気というかひと気が減った気がしますが。
細かい造形~質感に関してはこの2~3年で悲しくなるくらい簡単に良い物が出来るようになってしまいました。色々工夫して頑張ってきた自分としてはちょっと残念です。。。。
今回は何が重要かとかの説明は完全に省きチュートリアルの紹介だけをしましたが、
やる気がある方はここにあるチュートリアルをやって何回も何回も練習すれば確実に自分以上のリアルよりキャラが出来ます。是非頑張ってみてください。
こういう事が知りたい!わからない!というコメントも待ってます。
今後UP予定記事
・なぜリアルにならないのか
・ツールと下準備
・ベースメッシュ作成
・顔モデリング、テクスチャリング
・高速にハイディティールのモデルをつくるために
・髪の制作
・自分がやってるコンポについて(これについては正しい知識はまったっくありません)
記事、興味深く読ませて頂きました。
返信削除一点、質問させて頂きたいのですが、
>注意すべき事は彼らは毛穴をアルファを作成してスカルプトしてますがその方法は今では少数派だと思います。
とあるのですが、現在の毛穴作成のトレンドはどのような方法になりますでしょうか?
もしよろしければご教授お願いいたします。
返信させていただきました。
削除コメントありがとうございます。
返信削除まず私自身が最先端の会社に勤めておりません(だからこのようなブログが書けます)ので、仕事上のトレンドはわかりません。
なのになぜ自作アルファで毛穴作成が少数派だと思うかというとクオリティとスピードを考えたときディスプレイスメントマップを貼り付ける方法が悲しいほどコスパがよいからです。http://texturing.xyz/pages/surface-displacement-maps
あまり良い結果の画像探せませんでしたが、下はその一例です。
https://cdn.shopify.com/s/files/1/0962/2878/t/3/assets/3f9558e7-25b0-40dc-88ff-6bcf2596d8c8-38041.jpg?8985578947208239752
https://cdn.shopify.com/s/files/1/0962/2878/t/3/assets/3f9558e7-25b0-40dc-88ff-6bcf2596d8c8-38083.jpg?7905644815731193505
http://cdn.shopify.com/s/files/1/0962/2878/files/ljabli-salim-4.jpg?15660103752481661758
こういうものが慣れると一時間以内に出来てしまいます。出来上がったものにホウレイセンやおでこのシワなどを書き足す感じです。
アルファを作成してスタンプするフローの場合相当慣れてないと、ここまでバラエティ豊かにすばやく作成できないと思います。
そして、悪い意味で綺麗な表面に悪い意味で整ったアルファで作成した毛穴と表面はなかなかリアルに見えないと思います。
ディスプレイスメントを貼り付けるフローの場合、毛穴だけじゃなくポリゴンの綺麗すぎる表面もリアルに歪ませてくれます。そこに入るリフレクションは自然に散った感じで有機的でリアルになります。
もし試した事がなければ是非お試しください。(今までの自分の苦労は何だったんだと僕はなりました)
ここ一、二年でartstationなどで見るリアル系の人物3dはこのフローばかりです。
どうしてもアルファで毛穴作りたい!という場合はご存知かもしれませんがhttps://texturing.xyz/products/alphaskinface-01
こういうものも有るのでお試しください。
先の質問をさせて頂いた者です。
削除丁寧なご回答ありがとうございました。
なるほど、写真から生成したディスプレイスを投影していくのですね。
texturingxyzというサービスも存じ上げなかったのでとても参考になりました。ありがとうございました!