国連PKO責任者「南スーダンでの態勢整備を急ぐ」
k10010772171_201611171008_201611171019.mp4
国連のPKO=平和維持活動の責任者がNHKのインタビューに応じ、新たな任務が付与された陸上自衛隊の部隊が派遣される南スーダンについて、「すべての部隊が市民を守るためにしっかりと備えていく」と述べ、対応の不備も指摘されているPKO部隊の態勢整備を急ぐ考えを強調しました。
国連PKO局のラズース局長は16日、ニューヨークの国連本部でNHKのインタビューに応じ、「駆けつけ警護」など新たな任務が付与された自衛隊の部隊が来週から南スーダンに派遣されることについて、「日本政府の考えを歓迎したい」と述べました。
また、ことし7月、首都ジュバで政府軍などが国連施設などを襲撃した際、PKOの一部の歩兵部隊が出動せず多数の死傷者が出る事態になったことについて、「一部の部隊に問題があったのは事実で、PKOの問題点を正しているところだ」としたうえで、「すべての部隊が市民を守るためにしっかりと備える」と述べ、対応の不備も指摘されているPKO部隊の態勢整備を急ぐ考えを強調しました。
また、自衛隊が展開している首都ジュバの治安情勢について国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長が報告書で不安定な状態が続いていると指摘したことについて、「報告書で強い言葉を使ったのは安全保障理事会に行動を促すためだ」と述べ、治安が悪化しているのは主に地方都市で、首都ジュバは比較的安定しているという認識を示しました。
また、ことし7月、首都ジュバで政府軍などが国連施設などを襲撃した際、PKOの一部の歩兵部隊が出動せず多数の死傷者が出る事態になったことについて、「一部の部隊に問題があったのは事実で、PKOの問題点を正しているところだ」としたうえで、「すべての部隊が市民を守るためにしっかりと備える」と述べ、対応の不備も指摘されているPKO部隊の態勢整備を急ぐ考えを強調しました。
また、自衛隊が展開している首都ジュバの治安情勢について国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長が報告書で不安定な状態が続いていると指摘したことについて、「報告書で強い言葉を使ったのは安全保障理事会に行動を促すためだ」と述べ、治安が悪化しているのは主に地方都市で、首都ジュバは比較的安定しているという認識を示しました。