ラヒーム・デヴォーンとウェス・フェルトン（W・エリントン・フェルトン）によるプロジェクト＝ザ・クロスローズが復活し、ミックステープ『The Great Debate Vol. 1』を発表しました。全曲フル試聴＆ダウンロードできます。

2001年に結成され、2005年にインディ・リリースした2作目『The Invitation』がネオ・ソウルの文脈で高く評価されたものの、ラヒームがソロ・アーティストとしてJiveと契約しブレイクしたことで2000年代後半から溝ができ始め、活動が停滞していたクロスローズ。

2011年にリユニオン・コンサートが開催されるなどした後、最近になってようやく本格的に再始動した彼らは、ケヴ・ブラウン制作の新曲“Footprints On The Moon”を今年9月にリリースし、同名のニュー・アルバムを準備中としていましたが、ラヒーム・デヴォーン＆ウェス・フェルトン名義でミックステープが発表されるという形に。今月頭に“America”が発表された際もクロスローズ名義で、リリース予定のアルバム『Footprints On The Moon』から、と案内されていましたが、これは前哨戦ということでしょうか（大統領選に合わせたリリースのようなので、急いだのかも）。ミックステープの裏ジャケ？（デジタルなので裏も表もありませんが）にもクロスローズ・マニフェストとの文字もあるので、クロスローズの名前を止めたわけじゃなさそうですが……

1. Intro
2. D.C. State Of Mind (feat. Aheru)
3. Praying Prayers
4. Build And Destroy
5. Still Searchin’
6. Daydream
7. Footprints On The Moon
8. Fuck The Police
9. America