2016年11月16日21時19分
16日正午ごろ、山口県下松市下谷(くだたに)の県工業用水トンネルの工事現場で「作業員数人が気分が悪くなり倒れている」と119番通報があった。県警などによると、2人は自力で脱出し、7人が約3時間かけて消防に救出され全員が病院に搬送された。1人は意識がもうろうとした状態だったという。
県発注の補修工事で、当時、下請け会社の8人がトンネル内でコンクリートの底面を平らにならす作業をしていた。時間になっても8人が出てこないため、トンネルの外にいた作業員1人が様子を見に行って異変に気づいたという。
県はトンネル内では送風機による酸欠防止策がとられていたと説明しているが、市消防本部によると、救出時にはトンネル内に一酸化炭素が充満していたという。
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