その指摘通り、論文のほとんどがクオリティの低い“B級論文”だったことが、今回のランキングで明るみになった。
ソウル大学の他の項目を見てみると、「研究費・論文の数」69.8点、「教育環境」70.2点、「国際化」32.4点、「産学協力」85.2点となっている。
ところが、韓国の早慶と言える延世(ヨンセ)大学、高麗(コリョ)大学は、両方とも「研究影響力」が50点未満で、THEの大学世界ランキングでは200〜350位圏に分類された。
韓国内ランキングでも2位のKAIST(カイストゥ・韓国化学技術院)、3位の浦項工科大学、4位の成均館大学に続き、高麗大学が5位、延世大学が6位を記録。論文の数などの研究実績が不実だという評価を受けた。
大学が就職のための塾に転落してしまった韓国の現状が、むき出しになったのではないだろうか。
(文=S-KOREA編集部)