犬が急性膵炎にかかった
昨夜は一睡もしなかったよ。
飼い犬が急性膵炎(すいえん)にかかったんだ。
10才7か月のミニチュアダックス♂(去勢済)
7月下旬に発病して3日間入院したのね。
その後、今月に入って少し体調が悪くなり、おかしいなと思ったら、2度目の膵炎だったの。
初回は急性膵炎と診断されたけど、2回目だから慢性膵炎だって。
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急性膵炎ってどんな病気?
病名から調べる犬の病気によると、すい臓で作られる膵液って、脂質やたんぱく質を分解するのに必要な分解液らしい。
それが、何らかの原因で活性化しすぎた時、たんぱく質で出来ているすい臓自体を分解しようとして、炎症を起こすのが膵炎。
放っておくと、下痢や嘔吐を繰り返して脱水症状にかかり、死んでしまう怖い病気なんだよ。
人間も犬も脂っこい食事が多いとかかりやすいんだって。
ただし、うちの犬には朝晩きちんとグラム数を決めて、ロイヤルカナン ダックスフンド中・高齢犬用 を与えていたから、食事よりも遺伝的な問題じゃないかって獣医さんが言ってた。
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救急病院へ搬送
飼い犬は夕方4時から夜10時にかけて3回も嘔吐したの。
3回目になると血が混ざっててショック!
胃の毛細血管が切れたみたい。
かかりつけの動物病院は夜7時まで。
しょうがなく、江東区亀戸にある、ひがし東京夜間救急動物医療センターへ連れて行ったよ。
夜10時ころ、最寄駅から電車で亀戸へ。
わたしが住む東京都中央区と江東区って隣同士なんだけど、意外と亀戸まで時間がかかったわ。
亀戸駅で下車して駅員さんに尋ねたら、徒歩20分かかると言われたので、駅前からタクシーを拾った。
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リパーゼの数値が高すぎる
夜11時に血液検査。
40分後に獣医さんから結果を聞いたところ、リパーゼ(脂肪を分解する酵素)の数値が異常に上昇してるとかで、急性膵炎との診断。
それから、脱水症状で血がドロドロになっているらしく、ヘマトクリット値が正常範から外れてた。
さっそく、注射と静脈点滴をしてもらったよ。
病院が閉まる午前3時までかけて、ゆっくり急性膵炎と脱水症状を緩和させる薬を注入。
その間、コンビニへ行ったり、待合室で本を読んだりしてた。
ひがし東京夜間救急動物医療センターってどんな病院?
ひがし東京夜間救急動物医療センターは、診察時間が夜8時から午前3時で、かかりつけの動物病院が閉まってからの時間に往診してくれるの。
治療費は夜間救急代でけっこう高い。
昼間なら1万円台で、済む血液検査と点滴に4万5千円近くかかったよ。
値段は高いけど、獣医さん2人と複数の看護師さんがテキパキ対応してくれて、動物の一命を取り留めてくれる。
うちの犬も翌朝まで何度も嘔吐してから、かかりつけの動物病院へ連れて行ってたら、もっと症状が悪化していたと思うんだ。
ペット保険に加入するのが賢明
わたしね、成人してから犬を飼うのは初めてだったから、ペット保険についての情報が乏しく、ちゃんと加入してなかったの(汗)
飼い犬が老犬になってから、ペット保険の重要性に気づいて申請したんだけどね。
年齢的に無理らしく断られちゃった。
まだ飼い犬猫の年齢が若いとしたら、ちゃんとペット保険に加入しておいた方が良いよ。
人間と同じで年齢を重ねると、色んな病気が出てくるもの。
ペット保険はかかりつけの動物病院で使いやすい会社を選ぶのが良いと思う。
例えば、わたしがよく使ってる動物病院だと、アニコムだけレジで保険の差額分を払えばOKなんだって。
保険が治療費の70%をカバーなら、残り30%だけを払うシステム。
ただし、それ以外だとレジで100%支払った後、各保険会社へ請求しなくちゃいけないのね。
動物病院によってどこの保険会社を優遇してるか確認しておくと役立つよ。
午前3時にタクシーで帰宅
飼い犬は注射と点滴のおかげで嘔吐が止まり、午前3時にタクシーで動物病院から自宅へ帰宅。
乗車中、おとなしくしていて助かった。
タクシーの運転手さんは、病気の犬を乗せても嫌な顔をせず、大変だったねと声をかけてくれたよ。
タクシー内に小さく流れる演歌が下町っぽくて良かった。
亀戸、森下、門前仲町。
犬と一緒に演歌を聴きながら、まだシャッターの閉まっている商店街の風景を眺めてた。
いつかわたしがお婆ちゃんになった時、犬と見たこの景色をなつかしく思い出すのかなと思ったよ。
翌朝、かかりつけの病院へ
一睡もしないまま、午前中のうちに今度はかかりつけの動物病院へ。
引き続き点滴をして夜7時に帰宅。
普段の3分の1程度、エサをあげても食べない。
せっかく病院でもらったロイヤルカナン 食事療法食 犬用 消化器サポート 低脂肪をふやかしたのに。
膵炎にかかった犬は低脂肪のエサが良いらしく、サンプル品をくれたの。
食事をしなくても薬を飲ませなくちゃいけない。
獣医さんに勧められた通り、ふかしたジャガイモで錠剤2粒を包んで食べさせたよ。
こふきいもは消化に良いんだって。
錠剤2粒のうち1粒はガスター。
人間も胃もたれした時に飲むよね。
膵炎には特効薬がないから、慢性化した場合、ガスターで日常的に吐き気止めをするとすい臓に負担をかけないらしい。
下血と食欲回復
薬投与後、犬が下血をして仰天。
ああ、もういよいよダメなのかな、お迎えが近いのかなと泣いての。
すると、夜11時になってお腹が空いたらしく、こふきいもを催促するので20グラム与えた。
今は何事も無かったかのように寝てるよ。
一応、明日また下血の件で、動物病院に連れて行くけどね。
ミニチュアダックスの平均寿命は13才。
高齢だと22才くらいまで生きるらしい。
うちの犬はパピーの頃から体が弱かったからな。
何才まで生きられるか分からないけど、いつか虹の橋を渡る日がくるまで、毎日を大切に過ごしたいな。
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