首相きょう訪米 トランプ次期大統領と会談へ
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安倍総理大臣は17日から7日間の日程で、アメリカ、ペルー、アルゼンチンを訪れることにしています。安倍総理大臣は最初の訪問地アメリカでトランプ次期大統領と初めて会談するほか、ペルーではAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に出席するとともに、ロシアのプーチン大統領との首脳会談も行うことにしています。
安倍総理大臣は17日から7日間の日程で、アメリカと南米のペルー、アルゼンチンを訪れることにしていて17日午前、羽田空港から政府専用機で最初の訪問地ニューヨークに向かいます。
安倍総理大臣は、ニューヨークでアメリカのトランプ次期大統領と初めて会談し、日米同盟を基軸とする日本の外交・安全保障政策などを説明して、強固な2国間関係を維持するため個人的な信頼関係の構築に努める考えです。
この後、安倍総理大臣は、アメリカのオバマ大統領、ロシアのプーチン大統領、中国の習近平国家主席らとともに、ペルーの首都リマで開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に臨むほか、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の参加12か国の首脳会合にも出席することにしています。
一連の会議や会合で、安倍総理大臣は、世界経済の下方リスクに対応するため、金融・財政・構造改革などのあらゆる政策を総動員することや、世界で保護主義の風潮が広がりを見せる中で、アジア太平洋地域の成長のためにも自由貿易を堅持していくことの重要性を訴えることにしています。
さらに、トランプ氏が離脱する考えを示したTPP協定の早期発効に向けて、各国に対し国内手続きの加速化を呼びかけることにしています。
一方、安倍総理大臣は、リマ滞在中、ロシアのプーチン大統領と首脳会談を行い、来月のプーチン大統領の日本訪問をにらんで、北方領土問題を含む平和条約交渉の前進や、両国の経済協力プランの具体化に向けて、協議を急ぐことを確認したい考えです。
安倍総理大臣は、ニューヨークでアメリカのトランプ次期大統領と初めて会談し、日米同盟を基軸とする日本の外交・安全保障政策などを説明して、強固な2国間関係を維持するため個人的な信頼関係の構築に努める考えです。
この後、安倍総理大臣は、アメリカのオバマ大統領、ロシアのプーチン大統領、中国の習近平国家主席らとともに、ペルーの首都リマで開かれるAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に臨むほか、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の参加12か国の首脳会合にも出席することにしています。
一連の会議や会合で、安倍総理大臣は、世界経済の下方リスクに対応するため、金融・財政・構造改革などのあらゆる政策を総動員することや、世界で保護主義の風潮が広がりを見せる中で、アジア太平洋地域の成長のためにも自由貿易を堅持していくことの重要性を訴えることにしています。
さらに、トランプ氏が離脱する考えを示したTPP協定の早期発効に向けて、各国に対し国内手続きの加速化を呼びかけることにしています。
一方、安倍総理大臣は、リマ滞在中、ロシアのプーチン大統領と首脳会談を行い、来月のプーチン大統領の日本訪問をにらんで、北方領土問題を含む平和条約交渉の前進や、両国の経済協力プランの具体化に向けて、協議を急ぐことを確認したい考えです。