入れ墨調査「適法」確定=拒否の大阪市職員敗訴―最高裁

時事通信 / 2016年11月11日 17時37分

 大阪市が行った入れ墨の有無を確認する調査を拒否し、懲戒処分を受けた職員2人が処分の取り消しを求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(小貫芳信裁判長)は9日付の決定で職員側の上告を退けた。取り消しを認めない二審判決が確定した。

 大阪市は2012年、市職員の入れ墨が社会問題化しているとして、全職員を対象に調査を実施。拒否した2人は職務命令違反で戒告とされ、「プライバシーの侵害で憲法に違反する」として提訴した。 

[時事通信社]

jiji

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