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「嫌がらせ」対策導入 不快なツイートなど

見たくない言葉を含んだツイートが通知されないようにする方法(1) ツイッターのプロフィール画面の「歯車マーク」→「設定」→「通知」でこの画面になる。「ミュートするキーワード」をタップする(iPhoneの場合。ツイッター提供)
見たくない言葉を含んだツイートが通知されないようにする方法(2) (1)の「ミュートするキーワード」→「+ミュートする単語またはフレーズを追加」で、この画面になるので、見たくない言葉を入力する(iPhoneの場合。ツイッター提供)
米ツイッターが導入した迷惑ツイートの新しい報告様式。「無礼で侮辱的…」「人種、宗教、性別、考え方を誹謗中傷…」など具体的な項目を設けた(iPhoneの場合。ツイッター提供)

 米ツイッターは15日、不快な言葉が含まれるツイートを「通知」欄に表示しなくするなど、ツイッター上の「嫌がらせ」対策の導入を全世界で始めた。

     フォローしていないユーザーでも、これまでは「返信」機能などを使って送って来るツイートは通知欄に表示されていた。今後は、事前に単語やフレーズを指定しておけば、そうした言葉を含むツイートが通知欄に表示されなくなるほか、プッシュ通知やメールでの「お知らせ」も行われなくなる。

     また、不快な返信や「引用リツイート」を個別にクリックして、そのツイートに関するその後のやり取りを通知させなくすることもできる。これらにより、自分と面識のない人から突然、誹謗(ひぼう)中傷のツイートが送られて来ても目に触れにくくなる。

     ただ、この場合でも自分のタイムラインにはツイートが残る。ツイッター広報担当者は「今回はまず第一歩。利用者の意見を聞いて、今後さらに改善していきたい」と話す。

     このほかに、ユーザーがツイッター社に不快なツイートを報告する様式も改善。「人種、宗教、性別、考え方などを誹謗中傷または差別している」「無礼で侮辱的な内容を含む」などの項目を設け、より具体的で詳しい内容を伝えられるようにした。同社は、ユーザーの申請に対する社内の対処手続きが改善され、嫌がらせをより迅速に抑えることができる、としている。

     同社によると、日本のユーザーからは特に「人種、宗教、性別」などによる嫌がらせツイートの防止を望む声が多かったという。【尾村洋介/デジタル報道センター】

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