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永住外国人の人権多角的に…県の委託受けシンポ
 【鳥取】「永住外国人の人権と在日コリアン」と題したシンポジウムが10月30日、鳥取市のとりぎん文化会館であった。県から委託を受けて県民自ら企画した人権啓発活動実施事業。

 第1部は詩人の金時鐘さんが「私は何から解放されてきたのか」と題して基調講演。引き続き「植民地支配と戦後民主主義」(「ヘイトスピーチ解消法」を踏まえて)をテーマにパネルディスカッションに移った。パネリストは民団関係者、ジャーナリスト、弁護士、学者など6人。

 田中宏さん(一橋大学名誉教授)は、千円札の伊藤博文や植民地研究者の矢内原忠雄を起点とした日本人の植民地意識にメスを入れた。内海愛子さん(大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター所長)は、同胞元BC級戦犯と東京裁判、サンフランシスコ講和条約がはらむ問題を明確にした。

 岡崎勝彦氏(愛知学院大学大学院教授)は参政権・公務就任権問題を熱く語った。ジャーナリストの安田浩一さんは在日への処遇と沖縄には同根の問題があると追究した。師岡康子弁護士は「ヘイトスピーチ解消法」の功労者として、法律の問題点とこれからの方向性を語った。この後、質疑応答が続き、終了予定時間を大幅に超過した。

(2016.11.9 民団新聞)
 
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