東京五輪は”エコメダル”で 来春からの金属回収めざす
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2020年東京オリンピック・パラリンピックのメダルをリサイクル可能な金属を使って製作するための本格的な議論が、組織委員会の委員会で始まり、来年春からの金属の回収を目指すことになりました。
2020年東京大会のメダルについては、不要になった携帯電話などに含まれる金属を再利用するため、組織委員会が「エコメダルプロジェクト」と名付け、全国に呼びかけて携帯電話などの小型家電を回収する方針を決めています。
これを受けて、15日、組織委員会の「街づくり・持続可能性委員会」で専門家による議論が始まり、委員からは「メダルをもらった選手が誇らしく思えるようなメッセージが大切だ」とか、「先進国型のオリンピックの象徴的な取り組みになるので、その価値をほかの国にも理解してもらう必要がある」といった意見が出されました。
大会で想定されるおよそ5000個のメダルの製作には、8トンほどの金属が必要だということです。また、再利用した金属を使ったメダルは、オリンピックでは2010年バンクーバー大会で初めて作られましたが、メダルのために国民に呼びかけて金属を回収するのは初めてだということです。
組織委員会は来年春からの回収を目指していて、中村英正企画財務局長は「大会への国民の参画と持続可能性の観点で期待できる取り組みなので、国民の皆さんには奮ってご参加いただきたい」と話していました。
これを受けて、15日、組織委員会の「街づくり・持続可能性委員会」で専門家による議論が始まり、委員からは「メダルをもらった選手が誇らしく思えるようなメッセージが大切だ」とか、「先進国型のオリンピックの象徴的な取り組みになるので、その価値をほかの国にも理解してもらう必要がある」といった意見が出されました。
大会で想定されるおよそ5000個のメダルの製作には、8トンほどの金属が必要だということです。また、再利用した金属を使ったメダルは、オリンピックでは2010年バンクーバー大会で初めて作られましたが、メダルのために国民に呼びかけて金属を回収するのは初めてだということです。
組織委員会は来年春からの回収を目指していて、中村英正企画財務局長は「大会への国民の参画と持続可能性の観点で期待できる取り組みなので、国民の皆さんには奮ってご参加いただきたい」と話していました。