【佐賀】武雄市に自治体と連携する地域商社

11/16 23:31 更新

自治体の名前を社名に使って地方創生に取り組む地域商社が、年内にも佐賀県武雄市に設立される見通しとなりました。大阪に本社がある投資会社「DDインベストメント」が武雄市に提案し、市側も協力を承諾しました。提案されている会社名は「株式会社武雄市」で、資本金3000万円はDD側が全額出資します。松田元社長は、地元の物産や観光を売り込んだり、ビジネスを生み出すためのコールセンターを使われていない市の施設に開設したいと説明しました。松田社長は市側との会談で「名物の図書館もあるし温泉もたくさんある。観光資源が豊かなエリアなので、これらを使っていろいろな提案ができれば」と話しました。これに対し、小松政市長は「これこそ地方創生の切り札だと思う。ぜひ応援したいと思っている」と応じました。DD側と市側は年内に正式契約を結ぶ予定で、社長と社員全員を地元から雇用する方針です。