エンジニアの立ち居振舞い: メリハリ付けて作業する

はてなブログで「エンジニア立ち居振舞い」のお題に紐付けて書くのが良いみたいですが、はてブはブックマーク機能としてしか使っていないので、Mediumで書いちゃいました( ´・‿・`)


時間あたりの作業量を最大化させたいと思っています。1日に同じ時間働くとしたらアウトプット量が増えますし、あるいはアウトプット量をこれまで通りで良いとすると仕事に割く時間を少なく出来ます。また、時間を節約できるだけでなく、基本的に集中して高密度な作業をした方がミスも少なくなるなどアウトプットの品質も高まると思っています。

このようにメリハリを付けて作業するために日々気を付けていることを列挙してみます。

頭・体を疲れさせないようにする

もっとも重要と思っています。

適度な休憩を挟む

ずっと目の前の作業にのめり込んでいれば良いとも思っていなくて、1–2時間高い集中力を維持すると疲労してくる(感じていなくても脳は確実に疲労している)ので、意識的に適度な休憩・気分転換を挟んでいます。今は在宅勤務なので、気分転換がてらやれることが色々あって、良い感じです。

  • 食事
  • おやつ
  • 家事
  • 散歩
  • ランニング

規則正しく作業する

たまに本気出してすごくがんばった気になっても他の日にダラダラしたり体調不良になっていたりしたら、平坦化すると大した量になっていません。常に万全の体調で安定した作業を毎日こなせるのが大事だと思っています。基本的に生活リズムを一定にすると色々整います。

  • 就寝起床の時間を一定にする
  • 作業開始・終了時間を一定にする
  • 朝昼晩の食事時間を一定にする

調子の良い時につい熱中して長時間作業して疲れ溜めてしまうのも、大体後に響くので良くないです。常時余力のある状態を心がけると良いと思います。少し物足りないくらいで切り上げると、翌日の作業の取り掛かりもスムーズになる気がしています。

充分な睡眠を取る

時間は体質によるので必要な睡眠時間は人によって様々ですが、僕は昼間に眠気が来ることはゼロになるようにしっかり寝ています。あるいは、昼間に短時間の昼寝を挟みつつ、それ以外は眠気来ない、くらいでも良いと思います。

ながら作業をしない

たまに動画流しつつ作業している話など耳にしますが、絶対ダメだと思っています(ごく一部の単純作業系のもので効率低下ゼロのものであれば良いですが)。BGMも、メインの思考を邪魔するようなものは避けていて、例えばPodcast流しながらの作業などもダメだと思っています。

常に最高の環境で作業する

作業効率は、マシン性能・画面の大きさなどに左右されるので、作業は良いマシンで集中して行うのが良いです。

ロースペックマシン・スマフォなどでずるずる作業しない

ちょっとした作業(簡単なデバッグ・コメントのやり取り、など)をロースペックマシン・iPhoneでしてしまい、そのままずるずる非効率な状態での作業をしばらく続けてしまうことなど、意外とありがちだと思います。そういった状態になりそう、と気付いたら速やかに机に移動します。

情報収集はスマフォなどでも良いと思っている

情報収集系の作業(ニュース閲覧・Twitter消化など)は、スマフォでもあまり効率下がらないため、体休めつつソファなどでまったりするのも良いと思っています。ただ、それが発展してこみ入った作業(細かくメモ取ったりXcode起動して確かめてみたり、など)に繋がりそうな時は、速やかに机に向かうか、TODOリストやPocket・Instapaperなどの「あとで読む」系のサービスを使ってその場では中断するようにしています。

通知を制御

通知によるメイン作業のスイッチングコストは高いので、これも避ける努力しています。

メイン作業の邪魔をしないように設定する

Slackは、細かく通知制御出来るので、邪魔なやつは切ったりメンション時のみにすれば、あまり鬱陶しくなくなります。

即返信不要かつメインの作業続行中の時は返信を遅延させる

ただ、「あとで返信」と頭に覚えておくだけでは、不確実かつ頭への負担になるので、何かしらの方法であとで確実に拾えるようなメモを残しておくのが良いです。個人的にはOmniFocus(TODOアプリ)にて、option + control + spaceを押してクイックエントリーを表示させてささっと書いて、あとで手隙の時に見返して処理しています。

OmniFocusのクイックエントリー

SlackだったらStar付けて、定期的に必ず見返す運用なども良いですね。

プライベートな時間に来た通知で乱されないようにする

iPhoneに気になる通知来て見ちゃうとそわそわするので、あまり来ないように設定 + 来ても気にしないように心がけています。99%の通知はあとで机に向かって落ち着いて取り組んだ方が自他ともに良いと思っています。

自身も不要な通知を発行しないように配慮する

逆に、他の方に不要な通知がいかないようにしています。必要無いのにメンション多用したり、単文で連投したりする人がたまにいますが、配慮に欠けているなと思って、自分ではしないように気を付けています。

また、業務時間外に通知を飛ばすことも極力避けています。

Kosuke Ogawaさんのこの呟きにはとても共感しています。

本当に緊急対応が必要なだけは対応出来るように

とはいえ、すぐに対応しないとまずい緊急事態もごく稀にあるので、その時は高速に反応出来るようにしています。ただ、これに備えると、けっこうな通知がiPhoneに来るようにならざるを得なくて、機能で通知抑制というより、つい見ちゃってもスルーする力が大事かなと思ったりもしてます(なかなか難しい)。

ツールを活用

RescueTime

2年以上前からずっと愛用しているツールです。その日の作業履歴から生産性を可視化してくれます。

今日は集中出来た感と思って見返すとキレイなログになっていて嬉しいですし、今日はダメだったなと思って見返すと反省出来ます。1週間単位でのレポートも来るのでその単位で振り返ったりも出来ます。常駐させておくだけで良い感じに動いてくれて、とても便利です。

ツール系だと、ポモドーロテクニックも以前気になってやってみたりしましたが、僕には合わなかったです( ´・‿・`)


わりとストイックな話に見えたかもしれませんが、仕事は集中して済ませて(仕事も概ね楽しい時間であったりもしますが)、あとの自分の時間で好きなことしたりのんびり過ごしたりしたい、という考えです( ´・‿・`)