韓国外交部に戸惑い「不確実性高まった」 トランプ氏当選

【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は米大統領選で異端の共和党候補、ドナルド・トランプ氏(70)が勝利した結果に戸惑いを隠せずにいる。

 トランプ氏はこれまで在韓米軍駐留経費の負担増や対北朝鮮政策の見直しに言及するなど韓米同盟の変化を予告していることから、外交当局は韓国外交の「不確実性」が高まるとみている。

 外交部は在米韓国大使館などを通じ、共和党の大統領選対策本部関係者と100回以上接触したと説明しているが、トランプ陣営の外交・安保分野の要職者の人事は依然五里霧中で、「対話チャンネル」の確保が急務となっている。

 ある外交官は9日、「この結果は全く予想できなかった。しばらくわれわれはパーフェクトストーム(未曽有の大嵐)のような状況に見舞われるだろう」と述べた。

 別の外交官も韓米自由貿易協定(FTA)や米軍駐留経費負担問題などで深刻な状況に陥ると懸念を示した。外交部高官は「韓国外交は今後、さまざまなことを考えなければならない状況」と話した。

 一方、古くからの韓米同盟や在韓米軍の役割に対する米国民の支持を踏まえれば、米軍駐留経費の負担増などいわゆる「お金の問題」に限られ、韓米同盟を揺るがすほどの政治・外交のあつれきが発生する可能性は高くないとの見方もある。

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