蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【首都スポ】明治神宮野球大会 早実40年ぶりVならず 清宮、悔しい神宮1号2016年11月16日 紙面から
◇履正社11−6早実第47回明治神宮野球大会は15日、神宮球場で行われ、高校の部決勝は履正社(大阪)が11−6で早実(東京)に打ち勝って初優勝した。来春センバツの明治神宮枠は近畿地区に与えられ、一般選考枠と合わせて7校となる。40年ぶり優勝を狙った早実は、注目スラッガーの清宮幸太郎内野手(2年)の高校通算76号となる神宮初アーチで先制したが逆転負け、来春センバツでの雪辱を目指す。大学の部準決勝は、5年ぶり6度目の優勝を狙う明大(東京六)、初出場の桜美林大(首都)が、16日の決勝に進んだ。 秋の王者まであと1勝で快進撃が止まった。早実の清宮に涙はなかったが表情は寂しげ。「優勝目指してやってきたんですけど、向こうの打力も強くて力負けしてしまいました」。自身の神宮初ホームランも出て近畿王者から6点は奪ったが、打ち負けた。 6試合27打席、ホームランが出ていなかったが四球も選べていて、調子は上向きだった。1回2死、カウント1−1からの直球を右翼中段手前にライナーで突き刺して、学生野球の聖地で先制ソロ。「真っすぐを狙っていきました。(神宮で)やっと出たかという感じです。気持ちよかったです」。履正社のスラッガー安田の3ランが出た後の3回には右前に追撃タイムリー。野村の左中間フェンス直撃打では、前の走者を追い越さんばかりの勢いで一塁から生還。この回の逆転にも成功した。 この秋の早実らしい勢いを見せたが、エース竹田が登板した4回以降は無得点。春も夏も甲子園に行けなかった2016年の公式戦は終わった。清宮は印象に残った試合として、夏に負けた八王子学園八王子戦、5三振した日大三戦、そして、この履正社戦の3つを挙げた。いずれも悔しい思いがある。「勝ちより負けから得るものが大きいと思います」と理由づけした。 東京では負けなしだった関東第一に黒星もつけた今秋は、神宮準優勝で幕を閉じた。この続きは来春センバツ。「夏(の甲子園)にベスト4、ここでは準優勝した。次は優勝しかないので、着実にレベルアップしていると思う。ピッチャーも野手ももっとレベルアップして戻りたい」。昨年夏以来2度目の甲子園での優勝も誓った。 (小原栄二) ◇ 首都圏のアスリートを全力で応援する「首都スポ」。トーチュウ紙面で連日展開中。 PR情報
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