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【格闘技】

小国以載が大みそかに世界挑戦 笑いもベルトも取る!

2016年11月16日 紙面から

札束風メモ帳で笑いを誘う小国=角海老宝石ジムで(藤本敏和撮影)

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 ボクシングのIBFスーパーバンタム級5位・小国以載(ゆきのり・28)が大みそかに島津アリーナ京都で、同級王者ジョナタン・グスマン(27)=ドミニカ共和国=に挑戦することが決まった。所属する角海老宝石ジムが、15日発表した。WBA世界フライ級王座・井岡一翔(27)=井岡=の防衛戦と同じ大会となる。

 グスマンはこれまで22戦すべてでKO勝ち(1無効試合)している。7月に和気慎吾(古口)との王座決定戦で4度のダウンを奪う完勝(11回TKO)で王座に就いた。

 「8対2で不利だと思う。でも、2割あれば十分。パンチ力、スピードすべて自分より上で怖い相手だが、頭を使った戦い方や、試合中の経験は自分が上かなと思う。負ければ引退する覚悟です」と小国。タフさが武器だ。

 一方で、写真撮影時に鼻に割り箸が刺さったマスクを取り出したり、札束を模したメモ帳で汗を拭いたりと持ち前のひょうきんさも。「関西出身(兵庫県赤穂市)なので関西でやれるのもうれしい。こういう飛び道具を出してウケなくても『すべってるぞ!』と言ってくれて成立する(笑)」。笑いも力にして番狂わせを狙う。 (藤本敏和)

 

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