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【芸能・社会】

堂本光一、「階段落ち」3万段超え 「SHOCK」製作発表

2016年11月16日 紙面から

 KinKi Kids堂本光一(37)が主演するミュージカル「Endless SHOCK」(来年2月1日〜3月31日、東京・帝国劇場)の製作発表が15日、東京・高輪の品川プリンスホテルで行われた。東京公演の千秋楽には通算上演回数が1500回に到達。さらに大阪、福岡公演を加えると、名場面「階段落ち」は3万段を超える。堂本は「今まで携わってくれた全ての方に感謝し、ステージに立ちたい」と意気込んだ。

 「SHOCK」は2000年11月、「MILLENNIUM SHOCK」のタイトルで初演された。作、構成、演出はジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(85)。14年10月に、ミュージカルの単独主演記録で松本幸四郎の「ラ・マンチャの男」(当時1207回)を抜き1位を達成。演劇界の記録、森光子さんの「放浪記」(2017回)に着実に近づいている。

 堂本は、公演を中断した東日本大震災や、ケガ人を出したLEDパネル転倒事故などを挙げ「素晴らしい体験も悔しい思いもたくさんあった。それをキャスト、スタッフのみなさんと共有できたことが何よりも自分の財産になった」と感慨をかみしめた。一方で、記録については冷静で「毎年、その年の公演が一番良かったと言われることを目標にやってきた。その気持ちは変わらない」と表情を引き締めた。

 「放浪記」1500回は1999年、森さん79歳の時。その記念パーティーに堂本は出席していた。「輝いている森さんの姿を鮮明に覚えている。その記録に自分が到達するのは信じられない思い」という。

 名場面「階段落ち」では、これまで計2万8776段を転がり落ちてきた。階段は22段で、高さ4・84メートル。来年の東京、大阪、福岡公演を終えると3万段を超え、高さは7546メートルになる。堂本は「そう考えると恐ろしいですね」と笑いつつ「恐怖心はないです。たまに失敗して痛いですけど、本番はアドレナリンが出ちゃって、ほとんど何も感じない」と言い切った。

 共演は屋良朝幸(33)、前田美波里(68)、新ヒロインの松浦雅(21)ら。

 

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