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キリン敷地で基準超えヒ素検出
11月15日 18時58分
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キリンホールディングスが所有する名古屋市西区の敷地から指定基準を最大で50倍上回るヒ素が検出されました。
現在、この土地は使用されておらず、名古屋市は人体には直ちに影響はないとしています。
名古屋市によりますと、キリンホールディングスが所有する名古屋市西区の「旧名古屋西輸送センター」の土壌を調べたところ、土壌汚染対策法の指定基準を最大で50倍上回るヒ素が検出されました。
この土地は去年11月までキリンホールディングスの倉庫として使われていましたが、現在は使われておらず、深さ10メートル前後の地下水調査では、基準を超えるヒ素は検出されなかったということです。
名古屋市は人体には直ちに影響はないとしています。
この土地には昭和36年より前は、繊維・化学関係の会社があったということで、名古屋市が関連などを調べています。
キリンホールディングスによりますと、土地の今後の利用については決まっていないということですが、「決まり次第、行政の指導に従って、適切に処理していきたい」と話しています。
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