あなたはバイアグラを飲む際にお酒と一緒にのんでいますか?バイアグラはかみ砕いて飲み込んでも、水で飲んだ場合と効果が変わりません。口の中で砕くと苦い味がするので水や茶、ソフトドリンクで飲むことがすすめられています。しかしどうしてもお酒しかない場合には、少量のお酒で飲んでもバイアグラの効き目には問題はないのでしょうか。
逆に、バイアグラの効き目を弱めてしまう飲み物としては、脂肪を含んでいる牛乳などがあります。脂肪分は腸に膜を作ってしまいバイアグラの吸収を阻害してしまうので、牛乳以外の飲み物で飲むことが大切です。お酒は飲み過ぎなければリラックス効果によって、落ち着いた気持ちでセックスができるので、緊張しやすい人は少量のお酒を飲むことが逆に良い結果をもたらします。
バイアグラをお酒と同時に飲むとどうなるのか
お酒は体内に吸収されるとGABAという脳内物質と同じ役割をすることで、心を落ち着かせる働きをします。アルコールの効果によって数時間はリラックスできますが、効果が切れると急に脳が覚醒するので、交感神経の働きで不安な気持ちになることもあります。
バイアグラは毛細血管を拡張させて血行を良くするので、お酒がまわりやすくなります。少量ならばバイアグラの効果には全く影響がありませんが、酔いやすくなるので、あまり飲み過ぎるとセックス集中できないこともあります。
お酒はリラックス効果でバイアグラを効きやすくしますが、酔いやすくなるのでいつもよりも少なめの量にしておく必要があります。またカルーアミルクなどの脂肪分が含まれたものは効果を半減させてしまいます。
ストレスで不安な人はお酒とバイアグラを飲んだほうがいいのか
医療機関でバイアグラが処方される場合に、他の薬が一緒に出されることがあります。ストレスのせいでEDになっている人の場合は、バイアグラと抗不安薬の併用がよいとされていて、リラックス状態でセックスができるので、ストレスが勃起の邪魔をすることがなくなります。
バイアグラとお酒の組み合わせもこれと同じで、リラックスすることで、勃起をさまたげるマイナスイメージを払拭することができます。抗不安薬は効果が12時間から24時間持続しますが、お酒の場合は、3時間程度で、アルコールが切れた時に脳が興奮状態になるというデメリットもあります。
デートの時などにどうしてもお酒を飲まなければならないシチュエーションのときには、少量のワインで済ますなどの配慮が必要です。
食事とバイアグラの服用のタイミングについて
バイアグラは空腹時に飲むのが基本ですが、デートの時などに一緒に食事を食べないと不自然に感じられるかもしれません。そのような場合は、食事を食べる30分前にバイアグラを飲んで、薬が体に吸収されてから食事を食べると効き目が半減するのを防ぐことができます。
バイアグラが効き始めたら食事を食べても問題ありませんが、フランス料理や中華料理のように脂肪分が多く含まれたものは薬の効き目を弱めてしまいます。お酒は少量ならば問題ありませんが、アルコールを摂り過ぎるとバイアグラとの相乗効果によって、強い眠気に襲われる可能性もあります。
お酒がなければセックスができないという人は、いつもの半分程度のお酒の量でがまんして、セックスをすることが大切です。
バイアグラとお酒を一緒に飲むことに関するまとめ
バイアグラとお酒を同時に飲んでも特に問題はありません。ただしたくさん飲んでしまうとバイアグラの血管拡張作用によって、アルコールの効果が高まってしまい眠くてセックスどころではなくなります。
ストレスが強くお酒とバイアグラのセットでないとセックスができない人は、医療機関で抗不安薬を処方してもらうとリラックスした気持ちでセックスをすることができます。
お酒は、心を落ち着かせるGABAという脳内物質と同じ働きをしますが、アルコールに頼ってしまうとGABAが分泌されなくなって、不安や緊張を高める結果にもなります。
デート中どうしても飲まなければならない場合には、いつもの半分程度を、飲む必要がなければ飲まずにセックスするのがベストの選択です。