常岡浩介氏、生出演でクルド自治政府当局に拘束された時の様子語る「扱いは悪くなかった」
2016年11月14日16時15分 スポーツ報知
ジャーナリストの常岡浩介氏(47)が14日放送された大阪・MBSテレビの情報番組「ちちんぷいぷい」(月~金曜・後1時55分、関西ローカル)に生出演。10月にイラクで、過激派組織「イスラム国(IS)」について取材中、クルド自治政府当局に拘束された時の様子を語った。
イラク軍などが行っていたISの拠点・モスルの奪還作戦の取材中の10月27日、大統領の記者会見のためのセキュリティーチェックを受けた。その際、かばんに、2年前のIS取材の時に入手したキーホルダーが見つかり、ISメンバーではないかという容疑をかけられ、拘束されたという。「関係の取材などで、どこかで役に立つと思って(持っていた)。(ISの)メンバーの人にもらった」と説明した常岡氏。キーホルダーはISの旗にあるものと同じデザインだった。
その後、モスル南東のエルビルという街の留置場の独房で過ごした常岡氏。11月7日に解放され、8日に帰国。「扱いは悪くなかったです。とても紳士的でご飯もおいしかった。拷問もなく、尋問も最初の1時間くらいはおっかなかったですけど、途中からゲラゲラ笑っている感じでした」と振り返っていた。さらに「まだ(疑いは)完全に晴れてないそうです」と説明していた。