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福井北経連は「小浜−京都」支持 北陸新幹線未着工ルート北陸経済連合会(金沢市)は十五日、北陸新幹線未着工区間の敦賀市から大阪までのルート案として「小浜−京都」を支持すると発表した。 北経連が敦賀以西ルートで見解を示すのは初めて。今後、関西経済連合会など関係者に働き掛ける。 敦賀以西は小浜−京都のほか、「米原」「舞鶴」の計三ルート案がある。国土交通省が十一日に公表したルート案に関する調査結果によると、小浜−京都は所要時間が最短、米原は建設費が最安などの特徴がある。 久和(きゅうわ)進会長が金沢市内で記者会見し、小浜−京都を支持する理由として(1)整備計画のルートに沿った案(2)京都、大阪まで乗り換えが不要で、速達性に優れている(3)乗車料金が安い−を挙げた。利用客に最もメリットがあるとの認識を示した。 仮に小浜−京都ルートに決まった場合にも北陸から名古屋を中心とした中京圏への利便性確保の必要性を指摘。ルートの年内決定を求めた上で「(北海道新幹線が札幌まで開業する)二〇三〇年ごろまでの大阪までの全線整備実現を期待する」と改めて述べた。 ルートを巡っては、小浜−京都はJR西日本が提案し、福井県が支持。米原は滋賀県と石川県議会が、舞鶴は京都府がそれぞれ支持している。与党は年内のルート決定を目指している。 (坂本正範) PR情報
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