これはかなり前にLINEBLOGを調べてみて「え、何、一般人お断りじゃんww」ってな具合でややdisり気味に書いた記事なのですけど、いつの間にか一般人も利用可能になっていたようで。
しかも匿名で使えるらしいじゃないですか!というわけで早速使ってみた記録とか今後の予想を書きます。
※LINEBLOGはスマホアプリで利用可能なサービスです。
LINEBLOGを作ってみよう
まずはアプリをダウンロード
- 「ログインする」タップ
- 「LINE ログイン」タップ
- 利用規約を見て「同意する」タップ
- 認証で「同意する」をタップ
- ユーザー登録でニックネームとBLOGIDを入力※
- 「ブログをはじめる」タップ
※BLOGIDは変更できないから、ヘンテコなのをつけて後悔しないようにね。
率直な感想
- 記事内の装飾が最低限
- 写真や動画のアップが手軽
- みっちり書き込むよりライトな更新に向いてる
兎にも角にも手軽ですね。Twitterに毛が生えた感じ。重たいテキスト大好きブロガーは寄り付かないでしょう。
逆にブログやってないライトな層をターゲットにしていると思われます。
hタグで見出しすら振れませんでした(´・ω・`)
広告設置について
利用規約にも明記してありますが、LINEが任意の場所に広告を設置することができる。つまり利用者の記事スペースを企業側が利用できるということです。
これは無料ブログだと当たり前の話で、例えばはてなブログでも無料だと記事末にはてなの広告が挿入されます。
LINEBLOGは今のところ、記事末にAdsenseのレクタングル(大)が挿入されていました。
なお、利用者側も広告を配置することが可能。
配置する場合はLINEの広告設置ポリシーに準拠させる必要があります。
匿名でできる
とりあえず作ってみて他人の記事覗いてプロフィール入ったりしたけど、本LINEアカウントには当然アクセスできませんでした。
ニックネームとBLOGIDも今回のアプリでオリジナルにすれば、アカウント承認には本アカウントを使うけど公開情報は匿名にできると思われます。
ただ「自分のタイムラインに投稿する」だとか「FBでシェアする」なんてことをすれば一発で本人バレするんじゃないかなぁというのが当然の予想です。
※ここは個人的にも肝心な部分なので、今後なにかわかれば情報追加します。
今後の予想
LINE利用者を母体にした、とてつもなく巨大なバックボーンを有するブログサービスへと変貌を遂げる可能性があります。
スマホを持つ、インターネットライト層をいとも簡単に取り込むことができますからね。数多の無料ブログはありますけど、日常の連絡ツールとして一般化したプラットフォームを利用できるというのは、アドバンテージの一言では表せないほどですよ。
あとは一般開放まで豊饒な土壌を形成するためにLINEがとった戦略、芸能人を多数取り込んでLINEBLOGを日常的にユーザーに眺めさせる素地を作るというのも、間違いなく功を奏すのではないかと。
で、我らブロガー層がこのサービスを巧みに利用するのであれば、文章力があるのなら毎日ひたすらスマホフリックして情報発信するだとか、自分のメディアとして確固たる地位を築くことがまず肝要ではないかと考えます。利用者側の広告配置も可能ですから、マネタイズも難しくはないでしょう。
僕がLINEBLOGを利用するなら
メインブログのサテライトブログにしちゃう!
- 基本はメインブログの更新通知
- メインでは語れない裏話などを記載
- 日常の何気ないことも綴る
「え、なんだそれ安易だな」
って思われるかもしれませんが、先ほども述べたようにLINEBLOGの凄さは一般層を容易に取り込むところにあります。
今、僕が主戦場にしているはてなブログへのトラフィックにおけるダイレクト流入は1割程度です。これはおそらくブロガーがほとんど。つまり「一般層ではない」のです。語弊を避けるのであれば、このクラスタは一般層と被る範囲にはいるのですが、ピュアな一般層ではない。グレーです。
ブログのアクセスを増やすにはピュアな層もファンとして獲得していく必要があります。そこでLINEBLOGというバイパスを通じて自分のブログへ取り込む動線としてはどうかなと。
って、構想だけならいくらでもできるんですけどね。あとはやるか、やらないか。LINEBLOGについて新たな情報があれば記事に追加予定です。
id:afrokanchan氏のこの記事は、LINEBLOG内でどのような記事の装飾ができるのか、また選択できるフォントなどを紹介しているので大変参考になります。
id:nice_and_easy氏が記載した
- アカウントを作り直せない
- IDは早い者勝ち
- 全世界に公開されている
以上3つの注意点も合わせてみておくと参考になります。