位置情報の取得とは直接関係ないですが、この回では位置情報をマップに表示にする方法について説明したいと思います。
位置情報は使ってもマップは表示しないアプリもあると思いますが、デバッグやアルゴリズムのパフォーマンス測定時にマップに位置情報を表示させないと位置情報の精度や取得タイミングなどが直感的にわからないのでマップは開発目的で必要になってきますのでサンプルアプリにマップを搭載してみたいと思います。
前回のブログまでで、位置情報の取得はできるようになりましたが今回はアプリがバックグラウンドにいるときの位置情報の取得、取得する位置情報の精度の設定について説明します。バッテリー消費量についても触れたいと思います。
前回の投稿でLocationServiceクラスというクラスを作ってそこで位置情報系の処理を行うようにしました。これをAppDelegate…
ここからはiOSアプリでの位置情報取得の方法をステップごとに説明して行きます。まずはXcodeでSingle View Applicationのプロジェクトを作成してから以下の説明に進んでください。(このブログの最後にサンプルプロジェクトのGitHubのリンクがあります。)
まずは下のようにCoreLocation frameworkをプロジェクトに追加します。
位置情報のトラッキングはPokemon Go、Nike+、Uberなどアプリにとってのコア技術です。
iPhoneはiPhone3Gの頃からGPSを搭載しており、CoreLocationというフレームワークを使って位置情報を取得することができますが、Appleのドキュメント通りにCoreLocationを普通に使っただけでは上のような有名アプリのような正確さでユーザーの位置情報を取り続けることはできません。