トランプ大逆転で儲かる日本企業24社…カギは防衛と円高
パニック相場に陥っても、円高メリット企業は早い段階で復活してくるという読みだ。
「もっと言えば、米国経済は大混乱し、12月の利上げも怪しくなる。米国全体に不透明感が漂い世界の投資マネーは日本に流れ込む可能性が高い。脚光を浴びるのは医療を含めた生活インフラ関連です。いま日本の水回り技術がもてはやされているので、TOTOやLIXILグループ、リンナイなどの銘柄に買いが集中しそうです」(倉多慎之助氏)
一方、トランプ敗北だと円安が進行する。野村証券は「105~106円」とはじいた。市場では円安メリット銘柄に注目が集まり、トヨタ自動車や日産自動車、パナソニック、ソニー、任天堂などが主役だ。あす(9日)昼ごろには大勢が判明する。