政府「駆け付け警護」現地状況慎重に見極め判断
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政府は、15日、南スーダンに派遣される自衛隊の部隊に、安全保障関連法に基づいて、「駆け付け警護」など新たな任務を付与することを決めました。これを受けて、来月中旬から、首都ジュバとその周辺で部隊が活動を始めますが、政府は、「駆け付け警護」の実施にあたっては現地の状況などを慎重に見極めて判断していく方針です。
政府は、国連のPKO=平和維持活動にあたるため、アフリカの南スーダンに交代で派遣される自衛隊の部隊に、安全保障関連法に基づいて、国連の関係者などが襲われた場合に救援に向かう「駆け付け警護」などの新たな任務を付与することを決めました。
これを受けて、今月20日から、順次、派遣される自衛隊の部隊が、稲田防衛大臣の命令のもと、来月12日から、首都ジュバとその周辺で、活動を始めることにしています。
政府は、南スーダンの治安情勢は極めて厳しいものの、部隊が活動する首都ジュバは比較的、落ち着いているとしていますが、野党の一部などには、現地の状況を踏まえれば、自衛隊員の安全を確保できる状況にはないといった批判もあります。
政府は、「駆け付け警護」は部隊の近くでNGOなどが襲われ、ほかに対応できる国連の部隊が存在しないなど極めて限定的な場面で、能力の範囲内で行うものだとしていて、引き続き、現地の状況などを慎重に見極めて判断していく方針です。
これを受けて、今月20日から、順次、派遣される自衛隊の部隊が、稲田防衛大臣の命令のもと、来月12日から、首都ジュバとその周辺で、活動を始めることにしています。
政府は、南スーダンの治安情勢は極めて厳しいものの、部隊が活動する首都ジュバは比較的、落ち着いているとしていますが、野党の一部などには、現地の状況を踏まえれば、自衛隊員の安全を確保できる状況にはないといった批判もあります。
政府は、「駆け付け警護」は部隊の近くでNGOなどが襲われ、ほかに対応できる国連の部隊が存在しないなど極めて限定的な場面で、能力の範囲内で行うものだとしていて、引き続き、現地の状況などを慎重に見極めて判断していく方針です。