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 「援助交際」の見返りに自作の偽造1万円札を手渡したとして、名古屋地検は15日、岐阜県大垣市の僧侶、神戸(かんべ)寛亮容疑者(28)を通貨偽造・同行使の罪で起訴し、発表した。

 起訴状などによると、神戸容疑者は昨年12月~今年3月ごろ、自身が勤める大垣市の寺にあるカラーコピー機能が付いたインクジェットプリンターで1万円札の両面をコピーするなどして偽の紙幣を6枚作製。3月26日に名古屋市昭和区に駐車中の自動車内で性的行為の対価として、女性に偽札5枚を手渡したほか、同月29日には岐阜市のホテルで女子高校生(17)に対し、「援助交際」の謝礼として偽札1枚を手渡したとされる。