トド松「あぁ、そうだ 僕…」
作者:オタクのヒカル
兄さん達は泣いていた。たぶん、午後の曇り。
鼻をすすりながら、目を赤くして泣いていた。まぁ、5人もいるからとっくにティッシュは空っぽになっていた。
トド松「ねぇ、なんで泣いてるの?」
兄さん達は何も答えず、ただただ泣いている。僕の方も見ずに。
トド松「ねぇ、兄さん!」
なんで、なんで、さっきから呼んでるのに。
トド松「ねぇ、どうしたの?」
僕の声は届かない。
トド松「おそ松兄さん」
トド松「カラ松兄さん!」
トド松「チョロ松兄さん!!」
トド松「一松兄さん!!!」
トド松「十四松兄さん…」
誰も気づかない。
トド松「なんで、気づかないの!?」僕は怒って机を叩く。
スルッと机をすりぬける。僕は怖くなって机から手を離す。手は震えていた。
机にある、カラ松兄さんの手鏡が目に入る。
鏡に僕は映っていない。あるのは泣いている兄さん達だけだ。
トド松「ああ、そうだ 僕…
死んだんだ」
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。