社会問題が起こるたびに韓国で行われる「ろうそく集会」。
2002年、在韓米軍の工兵隊装甲車によって死亡した女子中学生2人の死因究明と追悼のために初めて行われた「ろうそく集会」は、今や韓国を代表する“平和的デモ”として定着している。
11月5日に行われた「朴槿恵大統領の退陣を求める」ろうそく集会には、「朴槿恵退陣」「これが国か」などと書かれたプラカードとろうそくを手に持つ約20万人の市民が集結。寒いなか、それぞれが絶望と希望を声に出していた。
気持ちはみんな同じ
ろうそく集会といえば、30~40代や大学生が中心となるのが一般的。ところが、今回の集会では10代、50~60代の参加者が目立つ。そしてとりわけ注目すべきは、“お一人様”参加者の急増だ。