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韓経:韓国債券を売る外国人…保有残高は2013年以来の最低水準
2016年11月08日11時07分[ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版]
外国人の韓国債券保有残高が2013年1月以来の最低水準となった。米国の利上げとそれによるウォン安の可能性が高まり、満期償還資金を再投資しないためだと分析されている。
金融監督院によると、10月の1カ月間、外国人の韓国上場債券投資額は3兆6500億ウォン(約3340億円)の純流出となった。純流出は投資家が債券を満期償還した規模ほど再投資せず、保有規模が減ったことを意味する。
外国人はこの期間、債券8兆2000億ウォン分を売ったのに対し、7兆4000億ウォン分を買い、約8000億ウォンの売り越しとなった。さらに2兆8000億ウォン分が満期償還となり、全体保有規模が大幅に減った。3カ月連続の純流出で外国人の国内債券保有残額は91兆6000億ウォンに減少した。これは2013年1月以来の最低水準。
債券売りはアジアの投資家が主導した。1カ月間で保有債券規模を2兆2000億ウォン分減らした。欧州(-6000億ウォン)と米国(-4000億ウォン)地域の債券投資も純流出となった。投資銀行(IB)業界では米国が利上げすれば韓国債券の金利の魅力が落ちるうえ、ウォン安による損失も予想され、保守的な投資を見せていると解釈した。
債券とは違い株式市場では5カ月連続の買い越しとなった。外国人は上場株式4006億ウォン分を買い越し、今年1-10月で合計11兆5600億ウォンの買い越しとなった。年間基準で2012年以降最も多い。欧州(9000億ウォン)と米国(3000億ウォン)は買い越し、アジア(-4000億ウォン)と中東(-2000億ウォン)は売り越しとなった。10月末現在、外国人の国内株式保有額は469兆4000億ウォンで、全体に占める比率は31.1%。
金融監督院によると、10月の1カ月間、外国人の韓国上場債券投資額は3兆6500億ウォン(約3340億円)の純流出となった。純流出は投資家が債券を満期償還した規模ほど再投資せず、保有規模が減ったことを意味する。
外国人はこの期間、債券8兆2000億ウォン分を売ったのに対し、7兆4000億ウォン分を買い、約8000億ウォンの売り越しとなった。さらに2兆8000億ウォン分が満期償還となり、全体保有規模が大幅に減った。3カ月連続の純流出で外国人の国内債券保有残額は91兆6000億ウォンに減少した。これは2013年1月以来の最低水準。
債券売りはアジアの投資家が主導した。1カ月間で保有債券規模を2兆2000億ウォン分減らした。欧州(-6000億ウォン)と米国(-4000億ウォン)地域の債券投資も純流出となった。投資銀行(IB)業界では米国が利上げすれば韓国債券の金利の魅力が落ちるうえ、ウォン安による損失も予想され、保守的な投資を見せていると解釈した。
債券とは違い株式市場では5カ月連続の買い越しとなった。外国人は上場株式4006億ウォン分を買い越し、今年1-10月で合計11兆5600億ウォンの買い越しとなった。年間基準で2012年以降最も多い。欧州(9000億ウォン)と米国(3000億ウォン)は買い越し、アジア(-4000億ウォン)と中東(-2000億ウォン)は売り越しとなった。10月末現在、外国人の国内株式保有額は469兆4000億ウォンで、全体に占める比率は31.1%。